丸腰で出かけてしまったけど女神に助けられた話
自分はレースなどで遠征する際にチームメイトの車に同乗させてもらうことがほとんど(一度人生初のカーシェアで自分の運転で富士ヒルの試走に行き壮大なネタを作ってしまったことがあるけど…長いのでいつか)。ピックアップしていただく場所が自宅から離れていて早朝から自走で10km程度移動することも少なくない。
普段ロードほど乗っていないオフロード車で自走すると、夏のシーズンだと早朝でも明るいのでついついライトの装着を忘れてしまうこともまれに。自走なのでホイールやシューズ忘れは無いんだけど。
で、今回も同様に10km自走で移動、帰宅が夜になるのがわかっていたのに久しぶりに丸腰(ライト・予備チューブ・携帯ポンプなし)で家を出てしまい、帰りに車から降ろしてもらった後にライトが無い!と慌てたので、あらためて備えておかねばという反省文(自分向け)。
ロードバイクに装着しているライト
使用頻度が高いロードの自分仕様としては常にフロント1個+リア2個体制。暗さ問わず、車からの視認性を少しでも上げるためにデイライトを点けている。スタート時から常時on。走行距離が伸びてしまったり、充電し忘れ時に困らないように、リアのみだけどバックアップとして2個体制にしている。
丸腰になるタイミング
輪行だったら自転車をひっくり返したりする時に邪魔にならないならそのまま付けてるけど、車載(ルーフ)で高速走ったりするなら万が一を考えてとりあえず外している。あと、レース走行時はそういった付属品は全て取り外すというのもある。けど今回はその理由ではなく、久しぶりに跨るシクロクロス車だったということで、軽く掃除した後、スッキリしたフレームを見てうん、いいね!と満足しそのまま出発してしまったという。とほほ。
多摩川の女神はいた
レースが終わって東京に戻ってきた頃にはすっかり辺りは暗くなっていて、降ろしてもらったコンビニで荷物の整理をしながらなんとなく物足りなさを感じしばしなんだろう?と考える。ここから家まではもうGarminはいいやと空のマウントを見た瞬間、ライトが無いことに気づく。
あちゃーやってもうた。どうしようどうしよう、コンビニに売ってないんだよなあ、また懐中電灯買うか(※1)いやもう要らない、疲れてるし最悪タクるか…
こんな時のためにというわけではなかったけど、ヘルメットにリフレクターを貼っている。でもさすがにこれだけじゃ不安だ。
無い知恵絞って何か出てくるか、、、おお!そう言えばここは某郵便局の近くだった。本来ならこの日の遠征で一緒になるはずだったこちらの”おかあさん”が諸事情でご在宅だったのを思い出した!(局長は遠征先でそのままテント泊)
すぐ連絡してライトを貸してもらえることに。ああ女神様、助かった。タクシーに乗らずに済みました。ありがたや〜
空気圧もレースのままかなりの低圧だったので、まあそのままでも帰れなくはないけどついでにフロアポンプもお借りして。ほんと助かりました。
リフレクター(反射板)の活用
ということで、着脱できると忘れてしまうので、着脱しないもので最悪のケースを乗り切るという意味で、リフレクターシールはいいと思う。本来はあくまで補助的役割だけど、サドルバッグや遠征用バックパックに仕込んでおいて、いざという時に動きのあるシューズの踵に貼るというのもいいかも。だったらライトも入れとけ!って話でもあるけど、ライトは充電が必要なので結局バッグから出してしまうから(※2)。
キーホルダーのようにぶら下げられるようなリフレクターもあるので普段からバックパックに付けておくのもあり。
自宅にはいただきもののシールタイプのリフレクターがたくさんあるので、大きさを選んでこっそりどこかに貼っている。サドルバッグに貼るのもよい。
とは言えやはりリフレクターは補助なので、忘れん坊さんならライトはローテーションできるくらいの数を揃えて、予備としてあらかじめサドルバッグや遠征バッグに仕込んでおくのが吉ですな。あ、それで思い出したけど、※2充電式より乾電池式の方がいいって話。電池切れたらコンビニで買えばいいので予備なら乾電池式にしよう。
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