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【混浴】法師温泉 長寿館(群馬県)その1

女性の入りやすさ(5点満点中0.5点!)
☆☆☆☆☆
(脱衣所は男女別のため0.5点だけ加点)

法師温泉 長寿館の紹介その1です。

湯浴み着、バスタオル巻き絶対NG

ここはまさに私が求めている全裸で堂々と入れる混浴温泉です。
今まで3回宿泊しており、2024年2月に6年ぶり4回目の宿泊をしました。

いつも混んでいる長寿館ですが、今回は平日だったので、ラッキーなことに撮影するチャンスがたびたびありました。

難易度の高さ暫定1位

湯船の下から温泉が湧いているため、湯浴み着やバスタオル巻きで入浴することはできません。
お湯も透明なので、初心者の方にはかなり難易度が高いと思われます。
今まで私が行ったことのある混浴温泉の中で、難易度の高さ暫定1位です。
難易度を高くしている一番の要因は、脱衣所と湯船の位置関係です。

右上にある引き戸、お分かりになりますでしょうか。
こちらは男性の脱衣所から湯船へ入る引き戸です。
この反対側(写真の手前側)に女性の脱衣所があります。
写真で分かるように、この戸を開けると2段ほど階段を下るようになっています。つまり、脱衣所が湯船から見上げる位置にあるのです。
脱衣所から一歩出ると、まるでお立ち台状態。
そして戸を閉めるとき、さらに湯船から上がって戸を開けるとき、必然的に背面を湯船側に向けることになります。
フェイスタオルで前は隠せても背面は丸腰です。

私はいつまでも混浴温泉に入っていたいので、老化に抗ってなんとか体型をキープしようと努力しているつもりなのですが、まさにこの長寿館のお立ち台に立っても恥ずかしくないよう頑張っていると言っても過言ではありません!笑

美しい法師乃湯

明治28年に建築されたという「法師乃湯」。
どこを見ても美しい。
お湯に浸かりながら天井や窓を眺めていると、あっという間に時がすぎていきます。
私はこのアーチ型の窓がすごく好きで、ずーっと眺めていられます。


かつて与謝野晶子も訪れて、歌を詠んでいるそうです。

与謝野晶子の歌碑

草まくら 手枕に似じ借らざらん 山のいでゆの丸太のまくら

この歌にある「丸太のまくら」がいいんです。
4つに仕切られている湯船はそれぞれ温度が違って、丸太が置かれています。ここに頭をのせてゆっくりお湯に浸かる。至福の時です。

前回泊まったのは2018年でしたが、その時と比べると丸太が新しくなっていたような気が…。

2018年撮影

玉城乃湯も素晴らしい

男女交代制の「玉城乃湯」も素晴らしいお風呂です。
実は過去3回泊まったときは、男女交代制の「玉城乃湯」と「長寿乃湯」は入ったっけ?くらいの感覚で、あまり印象がありませんでした。
今回はゆっくり時間をとれたこともあり、3つのお風呂すべてじっくり堪能しました。

「玉城乃湯」の内湯
「玉城乃湯」の露天風呂
「玉城乃湯」の洗い場

「玉城乃湯」には露天風呂もあり、ここがまた素晴らしかったです。朝の雪見風呂は最高!ここも混浴だったらいいのになぁ。
「法師乃湯」の女性時間には「玉城乃湯」を混浴時間にするなんていかがでしょうかね、長寿館さん。

「長寿乃湯」
「長寿乃湯」の洗い場

「長寿乃湯」は温度もちょうどよく肌触りがいいお湯で、ゆっくり浸かりたいお風呂ですが、狭いので時間帯によっては芋洗い状態になることも。洗い場のシャワーも2つしかないので混み合います。
ちなみに「玉城乃湯」のシャワーは6つあるので、女性は「玉城乃湯」の女性時間に髪を洗ったりするのが良いかもしれません。

この日は夜から雪が降ってきて、翌朝、しっかり積もっていました。

つづく。

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