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いつか 想い出して…触れて。

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忘れないで、"初めて"の大切な気持ちを…。
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記事一覧

その恋を、好きと言えるまで。2

"恋"を知って
今までも、そんなことがあったかな…
想いに更けた。

でも
近くて、似ているようなだけで
それは無かった。

咄嗟に握られた手
それは力なくて
だけど そこに温もりを残していた
離れそうで離れない
戸惑う気持ち抱えて
ただそこに 添えていた

そっと
それは離れて

次に握られた時は
包み込まれてた
そこに在る存在と
優しさに…

伝えられた想いが嬉しくて
応えたくて
「答え」

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その恋を、好きと言えるまで。1

恋してる、そう自覚して
今まで以上に 胸が熱くなった

君の言葉ひとつ
それは ただの文字の羅列なのに
話しているような
そんな錯覚がして 恥ずかしくなったり
緊張したり 照れてしまう

恋をして、気づいた
身体の内から熱くなる想い

だけど

これが"好き"なのか、
そう言われたらー 分からない

恋の熱が 好きと同じものなら
それはなんだか
不十分な気がして
言葉にするには
まだ 足りないよう

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その想いを、恋と呼べるまで。7

それは一瞬で
気づかない内に
その"名"をつけたー

君の言葉を乗せた
メロディー
ディスプレイに目を通して
指先で触れる
開いた先に 胸の高鳴り
速くなる鼓動を
耳元まで感じて 押さえる
頬の熱さで
何色に染まっているか すぐに分かった

余韻に浸るように
考えるのは 君だけー

あぁ
恋、してる。

その想いを、恋と呼べるまで。6

初めて"言葉"を交わしたのは
秋だった

些細なやり取りが
文面のものではなく 会話をしているように
そんな風になれたらと
そう言った君の想いが
素敵だなって感じた

言葉でしか感じられない
温かさ、優しさ、息づかい…
どれも新鮮に
私を輝かせてくれた

いつの間にか
君からの言葉を
待ち遠しく想う 私が居たー。

その想いを、恋と呼べるまで。5

君が撮る写真
時を止めた その一瞬に
惹かれて
自分には表現できない世界に
憧れた

それが 出逢いだった

初めは何もなかった
興味や関心
ただ 人と人のつながり

だから

一番 深いところ
"心"
誰かを「信じたい」 一方で

泣くのはもう 疲れたんだ…

その想いを、恋と呼べるまで。4

ある日 私は夢を見た
誰かがいる…

その人が 言ったんだ。
「色んな出会いがあったけど、君がいい」
嬉しかった でも
目が覚めて
残ったものが 先の見えない想いだったー

夢は願望だと、知ったとき
胸の奥にある
まだ捨てきれない "何か"に苦い味がした。

嬉しい言葉の裏を考えて
見えない心を 視ようとした
信じられなかった。
不安が隣り合わせ 疑いたくない
気持ちが膨らむほど
疑心が生まれる

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その想いを、恋と呼べるまで。3

たったひとり
長い付き合いの彼女。
可愛らしくて、ふわふわしていて
優しく包まないと
壊れてしまいそうなー
私の 大切なひと。

彼女は今 「恋」してるらしい
それ以上に もっと…
淡い色の見えないベールが
かかっていた。

分からないな
でも 何だろう
どんな味がするのか
気になるよ。

特別な"ひとり"
彼女は何を 想っているの。

その想いを、恋と呼べるまで。2

一人の空間
それは、安らぎ。

でも…独り、は淋しい。
欲しいひとがいないから
温もりがもらえない。

そんなの もったいない

もらえるひと、もらえる優しさ、
温もり…
だれどそれは どれも限られていて
私のわがままに合うひとなんて
いない。

だから、"ひとり"なんて。

でもね
分かってるの。
それが、永久じゃないことー。

その想いを、恋と呼べるまで。1

誰でもいい。

優しさを…
私を満たす、温もりをくれるなら…。

たった"ひとり"からなんて、
特定しない。

それを求める限り
私に「恋」なんて想いは、訪れないー。

そう、思っていた。