今更感があるネタなのかもしれませんが…
最近になって知りましたが、今後は、ゴールデンウィークやお盆、年末年始といった繁忙期は、休日割引が適用されないことが決まったそうです。

上記 URL のように、監督省庁である国土交通省が言い出したことに対して、高速道路会社が対応を検討したら忖度した結果が導かれるのは明らか…

どこからはじまった？

このような割引廃止の流れが表面化したのは、国土交通省の社会資本整備審議会 道路分科会 国土幹線道路部会において、「持続可能な高速道路システムの構築に向けた制度等のあり方」について議論され、その『中間答申』が
昨年 2021/08/04 に取りまとめられました。

この中間答申において、

と書かれていることが、割引廃止につながっているようです。

「休日割引」が悪なのか？

• 確かに、休日割引が存在していることで繁忙期の休日に渋滞が発生している一因になっているのかもしれない。　だからといって、休日割引を廃止したら、渋滞がなくなるというのだろうか？

• 「観光周遊などを対象とした割引の拡充」とも書かれているが、複雑な条件を満たしていなければ割引されないようなものだとすると、そんな割引に効果があるでしょうか？　また、効果があるとすれば、その新しい割引によって、別の渋滞が発生したりはしないのでしょうか？

• こういった方向性から考えると、「Go Toトラベル」で混雑が発生したら割引を行わないように改める、というのでしょうか？

• 資料の中では、テーマパークや宿泊施設などは繁忙期に割引ではなく、割増料金となっていることが書かれています。「社会資本整備」としての高速道路と、営利企業の活動を同様に考えるのもどうかと思うのですが？

どんな人達の集まりによって導かれたのか、どのような背景・経緯なのかも確認していませんが、腑に落ちない話ですね…
ともかく、この連休中に高速道路を利用する機会がありそうだったのですが、割引が何も適用されないことがわかり、げんなりしています。(-_-;