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資格取得について

皆さん、ごきげんよう!!
今回は、資格取得についてメリットや目的についてお話させていただきます。

資格取得を目指す理由は人によって様々です。なりたい職業に就けるよう資格取得を目指す方もいれば、転職・就職に有利に進めることや隙間時間を活用したキャリアアップなどの目的で資格取得を目指す方もいます。しかし、せっかく資格を取得しても十分に活かせないケースも少なくないため、資格の特徴や取得するメリットについてはしっかりと検討しておくことが重要です。

今回は、資格を取得する主な理由とメリット、資格取得の注意点について詳しくご紹介します。資格取得が仕事でどのように役立つのかを知りたい方や、自分に合う資格選びで悩んでいる方は、参考にしてみてください。

1.資格を取得する理由とメリット

資格の取得を目指す人はそれぞれに異なる理由があり、取得することで得られるメリットも様々です。まずは、よく挙げられる資格取得の主な理由と資格を取得することによって得られるメリットについて確認してみましょう。

  1. 資格がないと働けない仕事がある

  2. 就職先で求められている

  3. キャリアアップにつながる

  4. 努力をアピールできる

1-1.資格がないと働けない仕事がある

資格の中にはその資格がなければ関連する業務自体ができないものが存在します。例えば、弁護士や司法書士、公認会計士、税理士、行政書士、宅建士などの資格が該当し、有資格者以外のものがこれらの業務を行うことは法律で禁止されています。独占業務と言われる仕事を行うためには資格の取得が前提条件となります。

業務独占資格を取得するメリットは、限られた有資格者にしかできない独占業務を行えるため、労働市場での価値が高いという点です。資格を持っているだけで一生食べていけるほど楽というわけではないですが、独占業務のある業界では資格が就職や転職の際に有利に働きます。

1-2.就職先で求められている

就職先で求められている資格の取得を目指す人もいます。就職先の企業が従業員などに資格を求める理由は主に2つあり、一つ目は、特定の事業を営む際に法律で設置が義務付けられている有資格者を確保するためです。

例えば、不動産業を営むためには事務所の規模や業務従事者の数などに応じて一定割合以上の専任の宅建士を置かなければならないと法律で定められています。このような資格を設置義務資格と言い、事業のためには必要不可欠な資格となるため、労働市場において価値の高い資格であることが、取得するメリットです。

二つ目は、従業員や採用予定者の基礎能力などを確認するため、企業が資格取得を条件とするケースです。例えば、事務系の仕事では簿記やMOSなどの資格が応募条件となることもあります。これは、基礎的な会計処理能力やIT技能を有していることを確認するためであり、資格も取得することによって労働市場での価値が上がり、就職や転職を有利に進めることができます。

1-3.キャリアアップにつながる

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