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ほぼ初めての中国上海 その8:Alipayは使えたのか

 事前の調査で、中国ではAlipayは必須だとききネットで調べました。すると、支払いができなかったとか突然使えなくなったとかの情報がずらずら出てきます。なのでとても心配しましたが、全然問題なく全ての支払いがAlipayでできました。

 ただし事前の準備が必要です。まず当然ながらAlipayのアプリをダウンロードし、インストール後、言語を英語にします。日本語はありません。次に、日本のクレジットカードを登録します。登録できたら事前準備完了です。昨年(2023年)から日本のクレジットカードが登録できるようになっています。
 登録できたら確認したいところですが、日本では確認できません。実際にやってみましたがダメでした。中国の電話番号が必要です。中国の方は使えます。よって、中国に着いたらまず中国のSIMを入れます。するとAlipayが使えるようになリました。私はそのSIMを入れた後その代金をAlipayで支払ったのです。

 Alipayが使えないと事実上中国で旅行できません。まあ添乗員付きのツアーなら旅行はできますが、自分が好きなものを買ったり食べたりできません。とても幸運なら現金で受け取ってくれますが、普通現金を扱いませんからお釣りがありません。まあ大きなホテルや百貨店では現金でもお釣りをくれるそうですが私は確認していません。

 Alipayを持っていても、いざ支払いになって向こうがかをを見て中国人じゃないと知ると、こいつは現金か?みたいな怪訝な顔を何度かされました。現金の受け取りは嫌がるんです。でもにっこりとAlipayの画面を出すとホッとしたように見えました。
 現金だと受け取りを断られる場合も多くあるそうです。確かにコンビニなどではバイトが対応するので現金だとそのままポケットに入ることになるのを防ぐし、売上の計算という面倒な作業が発生するので受け取りを拒否するのです。AlipayならAlipayga集計してくれるので何も作業がいらないからです。

 今回の旅行では支払いは全部Alipayで行えました。いやはや便利ですよ。どこのお店でもスマホのAlipayでできるんですから。財布を無くして困る心配もない。小銭袋もいらない。支払いが一瞬で終わる。日本ではどうでしょう。少子化で人手不足ですから、お金の計算などという面倒な作業がなくなれば人が少なくてもいいですよね。税金の申告などもいちいち使ったお金を入力する必要がなくなります。でもねえ、日本では普及開始してから10年以上かかるかもですね。

Alipayの画面

 支払うとき2つの方法があります。要は、どちらがQRコードを出し、どちらが読み取るかです。
 「Pay」のところをタップするとQRコードが表示されます。これをお店の人が読み取り装置でピット読み取ってくれます。
 下のの写真のようにQRコードの札があるところ、乗り物ではこれが多い、では「Scan」のタップしてそのQRコードを読み取れば決済終了ですが、この場合は金額を入れて相手に見せて、OKなら支払いボタンをタップします。パスワードを聞いてくることもあります。パスワードを入れればOKですね。

ちなみにこの写真は、駅から観光場所に連れて行ってくれた自転車タクシーです。

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