私はその場しのぎというか対処療法ではなく、根本的にっていうのが好きだ。
昔は薬が対処療法だって知らなかったので、治してくれるものなのだと思っていた。（具合が悪くなったら飲んだ方がいい、みたいに）でも、基本的には症状を抑える、やわらげるだけだと知ってからは、不調で辛い時以外は飲まないようにしている。
なので、身体に関しても、体型維持のためだけの筋トレとかジョギングとかはやりたくない。（一時的に減量する必要がある時は有酸素運動は必要だと思うよ）踊るのが好きだからHIPHOPは続けているし、ZUMBAとかも好きだけど、痩せるためだけだとやりたくないなあって思う。キック系のフィットネスプログラムは、キツすぎず、終わってから脚が軽くなるのに気づいてから好きになった。心肺を高める系のハードな有酸素のプログラムは、ダンスの時に動きやすいのと、身体をめいっぱい使う喜び、実感があったから好きだった。アドレナリン出る！って感じ。一時期筋トレもちょっと楽しいって思ったけど、これ以上負荷を上げて筋肉つけてもボディビルダーになりたいわけではないな、って思ってやめた。（身体にも負担になるからね）空中ヨガは楽しかったけど、昔器械体操をしていたのもあって、数ヶ月通ったら大体内容が同じになってきたのでやめた。
なので身体は動かしたいけどこうなりたい。っていうところがなくて、つまらなくなっていた。体脂肪はそんなに低い訳でもなかったけど、それ以上減らす必要性も感じなかったし、とにかく身体を壊したり、変に負荷をかけたりする方向性に行きたいとも思わなかった。
そういえば、昔器械体操をしていた時も、宙返りまでできたらそれ以上は怪我しそうだからいいや、って思ったし、床でできるから平均台の上でバク転しなくてもいい。って思ってた。スポーツマンてたぶん限界を超える、みたいのが好きな人が多いと思うんだけど、そういう発想はあんまりなかった。
そんな時に、身体をほぐして呼吸を意識して、インナーマッスルを使えるようにすると骨格が変わって姿勢がよくなって身体が楽になり、さらに脚が細くなったりウエストがくびれたりする。っていうことを知って「それだ！」って思った。
身体を根本的に楽にすることで体型もすてきになるって最強だから。（ただ体型がすてきになるだけならあんまり興味なかったと思う）

そして1人で黙々と続けてきて、腰の痛みが楽になり、首のコリもよくなってきて、お腹のたるみとかもなくなってきた。残念ながら脚はそんなに変わってないけれど、前とは形が違うし、むくみや冷えはあまりない。あ、お尻はたぶん上がったような気がする。あとは胃の冷え、不調がなくなったこと！
なので日常的に辛いところがあるって人の話を聞くたびに、これやったらいいのになあ！楽になったらいいなあ！って思うようになった。
猫背とか肩こりとか腰の張りとかそういうもろもろ。自分で続けてやらないと根本改善には至らないけど、辛い時に整体に行く代わりになるし、1度この本来の楽な身体を知ったらやりたくなるじゃないかと思って。
自分の好きなものを好きになってくれたらうれしいもんね！