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経験しか差にならない

今は、いろんな情報が手に入ります。

テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、書籍。もちろん、インターネットもそうですよね。メルマガでも、noteでも、Instagramでも、Twitterでもいろんな人が情報発信しています。

最近、ちょっと考えたことがあります。

どんな人と話をしていても、みんな「いいこと」を言うのです(笑)

哲学的なことだったり
凄いノウハウだったり
分かりやすい論理だったり。

みんなが文章を書くのが当たり前になった今
凄そうな言動をする人が増えたように思います。

じゃあ、そうなったらどこで差がつくのか。

最後は、その人の体験だと思っています。


ダイビングの知識を持っていたとしても実際に自分でしたことがあるかどうかは大きな差です。その時の細かい手順や時間の流れ。困ったこと、苦しかったこと、感動したこと。こういったものは、体験の中からしか出てきません。

マラソンだってそうですよね。78km走ったという経験は、経験者しか語れません。

私は、メルマガを3,000本以上書いてきたから、たくさん書いた人として、語れる言葉があります。

たぶん、セミナーにも2,000回くらい立っているので、そこでの気付きや経験は自分の言葉として語れます。

メールの送受信も、今まで150万通くらいあります。

そこで得た経験があります。この経験は、経験者しか語れません。それが重みであり、言葉の強さにつながります。

たまに東大を批判する人がいますが、やっぱり、卒業生が批判すると、ある意味納得感がある。それと同じだと思います。私の学力では入れなかったわけですから、絶対に、そういった批判はしません。批判したとしても、ただのやっかみにしか聞こえません(笑)

(あくまでも例として、批判的な気持ちはありません!)


語ろうと思ったら、言葉はいくらでも作り出せる。でも、経験したことしか語れないこともあります。

それを想像で書いてしまうと、ただの嘘になります。
それは、きっと書き手としても抵抗があるはずです。

私は、今でもいろんなことを経験したいです。

メルマガを4,000本書いたら、また違う世界が見えるかも。
労働時間を削って効率を上げたら、語れることが増えるかも。

そう思って、常に経験を取りにいっています。

私が実践塾シェアクラブ出だしているのも自分の経験。
研修でお伝えしているのも、自分の経験。

メールを書いたことがない人が、メールを教える。
それって、私の中ではあり得ない話です。


今、どんな場所で働いているとしても
それは貴重な経験の場です。

私が営業研修ができるのも、営業出身だから……。
そこで、辛い思いもしていたから、語れます。

飛び込み営業とか、テレアポとか、苦痛になったから
今のようなメール営業に行き着いたわけです。

そこには経験者しか語れないストーリーがあります。

これが机上の空論で話しているだけだと深みがありません。


毎日、同じことの繰り返しかもしれません。
でも、そこに「経験」を見つけたらどうでしょう。

手順を見直す。
声がけの内容を見直す。
考え方を見直す。

これらがすべて経験となり、語るに値する人になれるのです。


私は、人と一緒に仕事をするときには
その人が、どんな経験をしてきたかを聞きます。

過去の経験や行動パターンがあってこその今。

どんなに「決断が大事」と言っている人でも
自分で決断をしていない人なら信憑性はありません。


経験は、自分で選んで積み重ねることも可能です。

今日は、どんなことを経験しようか……。
この繰り返しで、きっと変わっていけるでしょう。


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