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著書「チーム家事(仮)」の出版が決まりました!!経緯と販売プロモーションについて!

こんにちは。日本唯一の家事シェア研究家、三木です。
今日は、ぜひお知らせしたいことがあり、ワクワクしながらnoteを書いています。

来月、5月24日(金)に、著書「チーム家事(仮)」が出版します!!!

前著に引き続き、ディスカヴァー・トゥエンティワンから出版させていただくことになりました。
じつは、昨年の6月に出版企画が通り、それから1年弱。ついに出版日が決まりました。まだ最終推敲、ゲラチェックなど細かな作業は残っているのですが、いよいよ発売に向けての準備もスタートします。

今日は、どうやって2冊目の出版に至ったのか、その経緯や行ったこと、この本に懸けている想いなどをお話します。


▶ 2冊目を出版するために行ったこと

商業出版を目指す人の中には「1冊目が出せれば、2冊目のハードルは下がる」と思っている方もいるようです。

たしかに、あの人も、この人も、「はじめての本が出ます!」と言ってたと思ったら「2冊目が出ます!」と言ってたりする。いつの間にか数冊も出していたりする。

でも、そんな著者さんってじつはかなりレア。そして、僕は残念ながらそんな何冊もボンボン出版依頼が舞い込む著者にはなれませんでした。

1冊目がヒットすれば、出版社の目にもとまるようになると思いますが、そもそも書籍の重版率自体が大手出版社でも10%以下と言われているようです。

1冊目だって商業出版するのは、かなり難しい。
でも、ヒットしなかった著者が2冊目を出すのはもっと難しい。

2冊目を出したいと考え始めたとき、はじめてその壁の高さに気が付きました。

◉ 企画が通るまでに、25個作った企画書

昨年(2023年)の年始、「2冊目の出版をする!」と決めて動き始めました。
実際に企画が通るまでの半年間で作った企画書の数は、全部で25個。仕事をしながら、なんとか時間を作りながら何度も書き直していました。

商業出版を実現させるには、いくつかのルートがあります。

・出版社から声がかかる
・出版プロデューサーに依頼したり、出版塾などに参加する
企画のたまご屋さんに企画を提出する
・出版社に持ち込みする

1冊目は、ありがたいことに出版社からの声がけでした。
ただし、声がけがあってもすぐに出版にはなりません。そこから編集者さんと一緒に企画を練って、企画会議を通らなくてはならない。
これがまた、かなりハードルが高いのです。

僕は1冊目の出版が決まる前に数社から声がけをいただいて、ことごとく決まらずに落ちていました。

今回も、2冊目を出したいと思うようになってから声がけをいただいたのですが、先方の企画があまりにも僕の発信の主義と乖離していたり、企画が通らなかったりで形にならず。

でも、出版社から話が来たときに「じつは、いま出版したくて企画書を作ってるんです」とスッと見せられたのはよかったです。それについてのフィードバックももらえるし、企画書を作っていなければそうしたチャンスを棒に振ることになるかもしれません。

そんな折に、サンクチュアリ出版の金子さんからお誘いを受け、出版塾に入ることに。そこで企画書の書き方を学び、とにかく作り続けました。

あの時期は、出版が決まることだけを妄想して、でも決まる当てなんかなくてどんどん病んできてる時期だったなぁと思います。

できた企画書は、最終的に「企画のたまご屋さん」に持っていくつもりでした。でも、その前にもっとできることがあるんじゃないか。と、言うことですでに何冊も出版していて、出版社とのコネクションもある方に相談をしてみることに。

相談というか、企画を読んでくれそうな編集者さんを紹介して欲しいとお願いしたのです。でも、当然そう簡単には紹介してなんかもらえません。
ただその際に頂いた「知らない編集者に読んでもらうより、前著の担当者さんに読んでもらったら?」とのアドバイスが契機になりました。

前著がヒットしなかったと思っている著者としては、そんな厚かましいことはできない…。と思いましたが、でも、やってみてダメでも何か損をするわけでもないし。一緒にがんばって作り上げたことを思い出し、勇気を出して企画書を送りました。

◉片付け本企画から、家事シェア本企画へ速攻変更

企画書を送ったのが昨年2月の終わり。
企画書を読んでもらい、打ち合わせをすることになり。
その段階では「片付け本」の企画書だったのですが、「片付けはレッドオーシャン」という言葉に打ちひしがれた僕は、かねてから本当はずっと書きたかった「家事シェアど真ん中」の企画書をあらたに書き直して提出。
ここでも、すでに企画書を作っていたのが役立ちました。

「こっちのほうが熱量が伝わってきますね!」と言ってもらい、とはいえ競合が少ないということは、市場がないとも言えるためどうなるかわからないと。(いつもの企画が通らないパターン…)

でも、何度かある企画会議を通過するべく、その後も何度も企画書を作り直したり、色々と考えてくれたりしながら、つに昨年5月に出版することが決まったのです。


▶ 「家事シェア本を出したい」夢の先にある目標

僕は、2011年に「家事シェア」を広めるためにNPO法人tadaima!を起業しました。そのときの夢に「いつか家事シェアの本を出したい」というのがあったのです。
でも、何度も何度も「市場がない」と言う理由で出版に至らず、いつしか「家事シェア×〇〇」でも十分だと思うようになっていました。

だけど、今度の著書は違います。
僕が14年間、活動を続けてきた家事シェアのノウハウをちゃんと詰め込んだ本です。

一般的にはパパも家事育児するのが当たり前だよねと価値観は変わっており、男性育休も法改正で取得率が上がり、CMでもパパが家族に料理を振る舞う姿が当たり前になりました。
でも、SNSでは家事シェアしないパパへの不満がいまだ炎上し続け、日本のジェンダーギャップ指数は125位と過去最低(2023年)。コロナ禍でママの家事時間が20分伸びたにも関わらず、パパの家事時間は1分しか伸びず

男性が家事をやらないのは、時間の問題と思われていましたがそれだけじゃないということが浮き彫りになってしまいました。

では、何が原因で、どうすればいいのか?
働き方改革による自由時間の創出が必須なのは言うまでもありませんが、僕たち家族は「今」を生きています。
いつ変わるかもわからない、会社や社会の変化なんか待っていたら、子どもは成長し、自立し、もっとも家事育児を助け合わなくてはならない時期を通り過ぎ、夫婦の中に芽生えた禍根は、これまでの上手く行かなかった夫婦がそうであるように残したままになってしまいます。

そうなってしまわないために、僕たちは、いますぐに始められる家庭運用の方法を学ぶ必要がある。

この本を書いている間、「家事シェアの本を出版する」というかつて抱いていた夢は、

「日本に家事シェアが当たり前の、夫婦が助け合う文化を根付かせる」

という目標へと変わっていきました。
勘違いしないように言っておくと、すでにこうした助け合う夫婦像を広めるために活動している人はたくさんいて。僕はそうした人たちの中にいる一人でしかありません。
だけど、これまで「市場がない」と言われ続けた「家族のための家事シェア出版市場」が「ある!」と思ってもらえることは、僕だけじゃなく、他の多くの活動を後押しするきっかけになると思うのです。

事実、ある本が売れると一気に類書が出たりします。
それは、意図はしていなかったとしてもきっとその市場をその著書が切り開いたのだと思うのです。

僕には、どのくらい売れればそんなことが可能なのははわかりません。とんでもなく無謀なことを言ってるのかもしれない。
だけど、僕は今、その夢を「目標」と言えるスタートラインに立っています。

子どもにはいつも、「失敗は挑戦の結果だから、失敗しても上手く行かなくても気にすることなんてない」と言ってます。でもね、実際に自分が挑戦する立場になると不安な気持ちでいっぱいになります。上手く行かないかもしれない。市場を作るどころか、ちっとも売れないかもしれない。重版なんて夢のまた夢で、二度と出版する機会すら得られないかもしれない。

だけど、自分にできることに一生懸命に取り組むこと。
これまでだって、そうしてきたし、それが僕と僕の企画を選んでくれた出版社さんへの責任でもあると思っています。


▶ 無名の僕がとりくむ出版プロモーションについて

とは言え、フォロワーが何万人もいるようなインフルエンサーでも、なんでもない僕ができる施策はなんだろうか。
編集者さんとの打ち合わせでこんな話が出ました。

「Amazon予約キャンペーンに力を注いでみよう」

当初クラファンなども検討していたのですが、それよりもAmazonでランキングが上がったほうが良いということに。

そのためには短期間で一気に予約が入ると良いらしい。

つまり、発売前にすでに勝負は始まっているとのこと。
予約の時点でたくさん入っていれば、Amazon側のアルゴリズムが上がり、表示されるようになる。

と、言うことで発売5月24日の1週間前。
5月17日(金)の20時〜23時をスーパー予約日として、本を買ってくださる予定の方にできるだけ事前予約をしてもらうようにしたいと思います。

でも、まだちょっと先だし、忘れちゃうと思います。
また、出版プロモーションはスーパー予約日だけじゃなく、特典やイベントなども用意したいと準備中です。

そこで、「チーム家事(仮)出版応援フォーム」をつくりました。
メアドだけご登録いただけたら、予約日のリマインドや、特典のプレゼント、他のイベントなどのご案内をさせていただきます。

◉ チーム家事(仮)出版応援フォーム

※ 登録したからと言って、絶対に本を買わなくちゃいけないわけでもないし、この登録で本の予約が完了するわけではありません

みなさんの応援が、とても力になります。
そして、そんな応援を本当に必要としています。

ぜひ、よろしくお願いします!!!


今日も見に来てくれてありがとうございました。
ぜひまた遊びに来てください!


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