2023.12①

たった今、今年の納品を全て終えた。
制作はまだ年跨ぎのものも残っているが、一旦終えた。
季節感やそういったものを感じることもなく、ジト〜っと焦燥に追われ続けた日々だった。

2023年、得たものや、得られたんじゃないかと悔やむもの、様々な記憶をぼんやりと思い返す。
ネガティブに捉われてしまいそうなことを残すけれど、人は簡単に嘘をつくということを学んだ。これ以上ないってくらいに。
どうにもそこに関して、見抜き切れるのかということは現状絶望値を叩き出していると自認している。
いやはやなんとも、明るい未来みたいなものへと向けての言葉たちでは決して無い事に項垂れてしまう年末だけど。
身一つで営んでいく事を選んだ今年大いに学べた事は、思ってた以上に弱肉強食だという事。
その中で、本当に仲間の存在でなんとか生き抜けたと実感する。感謝でしかない。

ミュージシャンである事、人の作品に携わる事、それを考え唸り続けた日々はなかなかに痺れた。悪くはない。
2024年はもっと作品を作り、皆んなに生存確認されないくらいには外に出たいと思う。

今年も僕の音楽を聴いてくれてありがとう。
また一年後に「可愛いね」と、この文章を読み返せるように。

2023.12.31

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