日々の移ろいはペナントレースの残り試合で感じていくスタイルに成り果ててしまって久しい。
しかし思い返せばWBCの時はメンタルもどん底で、メキシコ戦をリアルタイムで見ていて奮いたったように記憶している。
程なくしてペナントレースが始まり、もうCSも目の前に迫っている。
彼らの躍動する姿を見ながらデスクで栄養を取り、また作業に取りかかる。
まだまだ判断や手が遅いので、インターバルを取って進めた作品も気がつけば団子状態になってしまう。
ドュルッと溶け出した脳みそは、もはや爪先に到達してしまっているかもしれない。
今度、煮詰まった時に逆立ちしながら考えてみようかと思う。
目に染みるほどのアイデアが出てきそうな気がしてきた。

最近の楽曲、といっても全く発表するに至ってないものばかりを作っているのだけれど、良くも悪くも経たなぁと感じるようになった。
聴いてもらえないと「なんのこっちゃ」という話だし、今のままだと自分ですら「なんのこっちゃ」になってしまう。
11月にワンマンも控えているので、新しい表現をしっかりと見せられないとこの日を迎える意味はいよいよ無くなってしまう。
とはいえ、明日もライブ。パーカッションのKAZUさんと初めて交わるので、ドキドキしている。
ただ澱みなく自分の歌を歌えるように、心を整えて行こうと思う。

9月24日。