2023.04①

抗えず、あっけなく沈み込んでいた3月が終わり、迎えた新年度。

なんとか保っていたメンタルはガタガタになっていたことをここに残しておく。
去年から張り続けていた精神はもうカラカラに乾き、もはや粘度を失っていた。
思考は潜ろうとするたび大量の浮き輪を巻き付けられたかのようで、常に三半規管がやられている感覚になっていた。そしてとても短気になっていた。
定期的にある打ち合わせは、私のケアに充てられる始末で
申し訳ない気持ちで溢れていたが、それでも構い続けてくれた仲間には今となっては大変感謝しかない。

底に足が着く気配が全くなかったので、中頃あたりから睡眠に時間を割き
心身共に回復を目指した。
部屋でWBCを観ながら、静かに歓喜していた頃、ようやく足の裏に感覚を覚えた。声は全く出なかったが、心拍数が上がり興奮と安堵を繰り返した事で整ったのかもしれない。
多少の物議はあれど、今回のWBC出場の各国の選手たちはとても美しかった。

今こうして、自分の恥部を記せているのは戒めと快方である。
今日から改めて、スタートを切る。

手始めに今宵はDEWEY。
一曲入魂、歌い馳せようと思う。

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