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向かい風の向こう側へ

こんにちは。

今日はゴールデンウィーク。
僕の住む町も、人出が多く、特に海外の人たちを本当にたくさん見かけるようになりました。

僕も特に予定はなく、朝からテレビで日曜美術を見ていたらなんとなくアートを感じたいとネット検索すると尊敬する柳宗悦さんに通じる民藝のイベントが催されてることを知り、「よし、これだ!」と出かけたつもりでしたが、外の真夏のような暑さにまいってしまい、地元の散歩に切り替えることに。

いつも通らない道を進んでみようと道を進むうち、向かい風が強く吹きつけてきて、髪の毛もバサバサになってしまい、弱気になった僕は「引き返そうかな」と思ったのですが、ここで引き返したら普段と何にも変わらない、せっかく外出してきたんだから。そんな気持ちが蛇口から飛び出す水のように心の内側から湧き上がり、バサバサの髪を麒麟の立髪のようになびかせながら、いざ前進。
一体何が自分を駆り立てているのか、好奇心か、せっかくの休みが平穏に終わってしまうことへの些細な抵抗か、自称麒麟人はそんなことを考えながら進んでいると、「あっ!」と思わず声を上げてしまいました。ずっと探していた酒屋がそこにありました。
「なんだこんなとこにあったんだ?!」と初対面に感動するやいなや、「こんなとこに蕎麦屋あるんだ!」、「あーテレビに出てた文房具のお店ここなんだ!」と新たな発見が次々と現れ、ずっと気になっていたことだったので、スッキリ晴れやかな気持ちになり、進んできて良かったなあと喜びでいっぱいになりました。

さて、僕の、何の変哲もない日常の一場面を今回テーマにしたのは、夕飯食べながら1日の出来事を内省してると、こんなありきたりの一場面からも、僕たちは学べると感じたからです。

人生においても逆境という向かい風が吹いてきて、飛ばされそうになるし、逃げたくなるけど、そこで立ち止まらず、前進すると、その先に希望や思った以上の期待に出迎えてもらえるかもしれませんよ。


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