Tomohisa Yamada

外資系ソフトウェアベンダーで有償ソリューション開発とサービス開発をリードするプロフェッ…

Tomohisa Yamada

外資系ソフトウェアベンダーで有償ソリューション開発とサービス開発をリードするプロフェッショナルサービスチームのマネージャーをしています。 このnoteに記載されている内容は、あくまで個人の見解や検討中の考えであり、所属している会社の公式見解ではありませんので、ご了承ください。

最近の記事

Adobe Analytics 計算指標の使い所

Adobe Analyticsを使うメリットの1つ、計算指標についてです。 計算指標とは、「特定の指標を四則演算や関数を用いて計算して導き出された指標」のこと。単純に計算するだけではなく、セグメントを適用した指標に対して計算までできてしまえるのが特に便利なポイントです。ただし、多くの方は「セグメントを適用?」という疑問から、使っていないのではないでしょうか。 計算よく使われる例を挙げれば、以下のような指標があります。 ○"訪問者"あたり"訪問回数" (訪問回数指標を実訪問

    • オンラインビジュアルワークショップについて書きました

      本当はnote側にも書きたかったところではありますが、自社に貢献ということで、オンラインならではのワークショップ記事をCreative Cloudのブログに寄稿しました。 オンラインでワークショップをやる、というときに身構えて特別なことをする必要はないと思っているものの、せっかくオンラインという場所を使うのであれば、"ビジュアル"を多様してみる、そしてその"ビジュアル"で語り合うという手法が有効なのじゃないかと思い、オンラインビジュアルワークショップについて書こう、と思い立

      • Adobe XDでnote内の画像素材作成をやりきる

        普段の堅苦しいテーマから毛色を変えて、制作周りの話を書きたいと思います。 いろいろとnoteの記事を書くうえで、わたしはチャートを多様しています。普段の業務ではPowerpointを使っているので、記事内チャートも同様にやってしまおうかと思っていたのですが、あえてnote内で使っているチャートは全てAdobe XDを用いて作成することにしています。 理由としては、各記事見出し画像にサイズ規定があり、今後仕様変更があったときにも柔軟に変えられるようにと思い、Adobe XDを

        • プロセスモデルからデータ計測と分析を捉える重要性

          デジタルエクスペリエンスを考えたり、整えていくプロジェクトの中で、よくぶつかる悩みとして、「データってどんなものを集めればいいんですか?」ということがあります。 必ずビジネス目的を確認するところからこうしたケースの場合、私の場合だと目的からブレイクダウンし、ほしいデータを特定していくということを行います。ざっくりとしたイメージで表すと以下の通り。 こうした整理をすると、実はデータは揃っているケースが多く、そんなに気にしなくてもよかったということがよくあります。 だが、現

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          データマネジメントプロジェクトをやさしくする

          今回は、データマネジメントプラットフォームについてです。一般的には、DMPと呼ばれたりCDPとも呼ばれたりします。 アドビでは、Adobe Audience Managerというソリューションが該当します。これもあまり世の中に情報がなく、担当することになった方は、右往左往することが多いのではないでしょうか。 得体のしれないデータマネジメントプラットフォームですが、要するに、「セグメンテーション戦略を絵に書いた餅ではなく、施策に使えるものにする」ソリューションと私は捉えています

          データマネジメントプロジェクトをやさしくする

          デジタルコンテンツ最適化を定着させる方法

          Adobe AnalyticsとAdobe Launchの話しを一通り書いたので、今回はAdobe Targetの話を書いてみようかと思います。Adobe Targetは、Adobe Analytics以上に情報がないので、どんなことができるんですか?について説明してもイマイチ理解が乏しくなるのが実情です。 それは、おそらく「デジタルコンテンツ最適化」についての定義が人それぞれであり、具体的なイメージも人それぞれになるのが実情だからではないかと思います。 PDCAというコ

          デジタルコンテンツ最適化を定着させる方法

          Adobeのタグマネージャー再入門

          Adobe Analyticsの計測をAdobe Launchを使って計測しようという趣旨の動画が公開されています。(相変わらず英語です)Adobe Launchとは端的にいうと、タグマネジメントソリューションです。タグマネジメントなので、発火コントロールや埋め込んだHTMLのタグ要素から値を取ることはもちろんのこと、Adobeの各ソリューション群や他社製品へのデータ連携設定や配信を簡易にすることまで実現できます。 こちらの動画では、計測要件定義が完了していてAdobe A

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          Adobe Analyticsの解説動画がupdateされているので、まとめてみた(導入実践篇)

          入門篇の動画に続いて、実際にAdobe Analyticsを導入しようとなったときに便利な動画集の紹介です。 一般的にはAdobe Analyticsの導入は以下のプロセスで進めていきます。入門篇に出てきた分析サイクルとほぼ同じです。 1. ビジネス要件定義書をつくるウェブ分析ツールの導入でBusiness Requirements Documents(ビジネス要件定義)、というと仰々しく聞こえるかもしれません。ここでは「分析プロジェクトにおけるビジネス上の課題解決は何かを

          Adobe Analyticsの解説動画がupdateされているので、まとめてみた(導入実践篇)

          Adobe Analyticsの解説動画がupdateされているので、まとめてみた(入門篇)

          情報が少ないと言われているAdobe Analyticsですが、Youtubeの公式チャンネルではかなりたくさんの動画が揃いはじめました(英語だけど)。 現時点でもかなりの入門篇動画が揃っているので、自分用の再勉強メモとして見る順番も考慮しながらまとめてみます。 1. データの集め方どうやってAdobe Analyticsにデータは貯まっていくの?を解説している動画。今までは「ウェブサイトに訪問者がやってくると...」、と説明していたところを、「digital experi

          Adobe Analyticsの解説動画がupdateされているので、まとめてみた(入門篇)

          オンラインイベントをやりきるコツ

          先日、Goodpatch Anywhereさんと一緒に「ワークショップをリモート化するってどうするの?」というオンラインイベントを行いました、初note投稿の良い機会として、オンラインイベントそのものに対する学びを記録しておくことにしました。 わたくし、これまでいろんなイベントの場で登壇してきましたが、オンラインというのは初でした。イベントをやりたい、でも、どうやる?またはやるしかない、という、今後、似たような境遇になるであろう人たちに役立ててもらえればと思います。 【企画

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