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やっぱり僕は人への興味が強いみたいだと思った休日を振り返る①


昨日は都内で予定を決めずウロウロとしていました。
とりあえず東京駅に着きモーニングセットを食べながら「都内 展示会」みたいな感じで検索をすると面白そうな展示会が。

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銀座のLIXILギャリーで
『ものいう仕口 白山麓で集めた民家のかけら』と題して、古民家の解体現場から収集された木組みの展示が行われておりましたので、トコトコと歩いて行きました。

学生時代は日本建築を専攻し、古民家・お茶室・神社仏閣・数寄屋・住宅を学んでおりましたので、このタイトルだけでテンションが上がります。(そしてなんと入場無料!)

さてさて、会場に着きますと並んでます並んでます、素晴らしい色合いに経年変化した木組み達が!

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いやぁー、たまらんですねぇ。
本当に先人の知恵や工夫は素晴らしい。もはやこうやって体裁良く展示されると一種のアートに見えてきます。

その技術や工夫もさることながら僕の頭を巡るのは、作っている時の風景や職人さんの熱気、そしてこれからその家に住まおうとしていたり、愛着を持って既に長年住んでいる町人達の想いなどなど…

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どんな想いで建てたのかな。
どんな生活をしてたのかな。
どんな思い出があるのかな。
職人さんと町人の関係性はどんなだったのかな。

妄想は尽きませんが、それが楽しいのです。
20坪程の広さのコンパクトな展示でしたがかれこれ1時間ほど滞在しておりました。

今になって思いますが、僕が親元を離れてまで日本建築を学んだのは、自分が作り手になりたかったというよりは、作り手の思いに近づきたかったのかもしれないなぁなんて。

実は学生時代から抱いている目標として、「日本の職人にもっとスポットライトが当たる為に何かをしたい!」というものがあります。ボヤーっとしてますけど。笑
ゆくゆくはそういった事業?ビジネス?もできたらと思っておりましたが、その熱を再燃する事ができました。


ついこの間まで住宅営業をしていましたが、現代においても家づくりは住み手にとっても作り手にとってもとても感情や想いが込もるものだと思います。
それがほとんどの工程を手作業で行なっていた昔の人にとっては更に大きな意味を持っていた気がします。
(今の家づくりが気持ちが入っていないということではなく)


とにかく、やっぱり僕は人への興味が強いんだなぁと改めて自分と向き合えた展示会でございました。
もしご興味がある方は是非行ってみて下さい♪


そしてこの展示を見た後に、六本木の森美術館へ移動し別の展示会を観てきました。
そこでも色々と考えさせられる事があったため、またそれは明日に書きたいと思います。

今日もお読みいただきありがとうございました^^
コメントもお待ちしております〜♪

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この木肌はアートだ!!!笑


ともですっ、最後までご覧頂き本当にありがとうございます^^