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「ヒッチハイク」

世界の名作と呼ばれる映画も勿論いいが、こういうエクスプロイテーション・トラッシュ・ムービーも大好きなのだ。俺の観たかった映画はコレじゃなかったけど(ヒッチハイカーだっけな?)、「ヒッチハイク(Hitch-Hike)」(76年、パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ監督←長ったらしい名前)だ。

キャンピングカーでアメリカ旅行中の夫婦が、1人のヒッチハイクの男を乗せたために起こった恐怖の物語なんだが、妻を演じたのが、「O嬢の物語」に出てた、当時人気のセクシー女優だから、話の流れは、だいたい察しがつくだろう(笑)。

夫がイタリアのゴシップ新聞の記者でいつも呑んだくれ、妻はそんな夫に嫌気がさしているという設定で、ヒッチハイクで拾った男が銃と大金を持った強盗殺人犯だった。男は当然、セクシーな奥さんを旦那の目の前で暴行するが、夫といい、ヒッチハイクの男といい、最後に出てくるバイクの不良どもといい、野郎のクズっぷりが際立つストーリーで、またセクシーな奥さんも最初はイヤイヤ言っても、結局、よく“応える”。

なんで、そんなセクシーな格好してるの?なんでここで裸なの?なんて言うとキリがないが、それがエクスプロイテーション・ムービーってものだ。

男の眼を楽しませてくれた妻も、最後は大金に目の眩んだ夫によって置き去りにされて火を付けられて殺される。
コレも後味悪っ!

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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。