母の死と無常
母様の死から1週間あまり。
当然だが、頻繁に訪問してた介護業界の人たちも、近所の人も、誰もパタリと来なくなった。併せて、不気味な静寂ばかりが気になって、あれほど煩かった隣の犬の鳴き声でさえも気にならなくなっている。
そして昨日、妊活をしてたヘルパーさんが成功したらしく、新しい生命を宿したと聞いた。
死にいくものがあれば、新しく生まれるものもある。
これこそまさに、常に生滅流転、永遠不変のものはないということだが、本や映画など表現で「無常感」に関心を寄せても、自分はそれを避けたい傾向にあるような気がしてる。いつまでも同様に変わらずに続くことや習慣や日常などに安心依存する性質を持っているのかもしれない。
それはまだいろんなことに執着を見せる、つまりは変わらず生きることに何の疑問も持ってない証拠であろうか。
脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。