noteを始めた理由
「私の変化 1」の記事で書いたのだが、私は小さいころから本を読むのが嫌いだった。小説はもちろん漫画すら読まないという、周りの友達からすると少し変わっている人間だ。
友達がみんな少年ジャンプというむちゃくちゃ分厚い本の話をしており、私にはついていけなかった。なんて分厚い本なんだと今でも思っている。
そんな私が会社のお昼ご飯に弁当を持参にすることによって習慣が変わり、本を読みだしたのだ。
風が吹けば桶屋が儲かるみたいな話だが、
この話はぜひ「私の変化 1」を読んで頂きたい。
本はたくさん読んだ方がいいと小さいころから何度も聞いており、なんとなくそうなんだろうなとは思っていたが、読めなかった。
それが30歳になってようやく気づいたのだ。人に言われて読みだしたのではなく、自分から興味を持って読みだしたことで本を読むすばらしさがわかってきた。
そんな中、会社で定期的に行われる社員面談で私の変化について話した。すると社長と常務はとても嬉しそうに私の話を聞いてくれた。
会社の面談が好きな人はいないだろう。私も入社してから何度も面談をしてもらっているが、自分の仕事に対してかなりきつく言われ泣きそうになったこともあった。
それが今では自分の話を聞いてもらいたいと思うようになった。次の面談はいつだろうかと楽しみにすらなっている。自分が生まれ変わったかのような変化が起きているのだ。
その面談の後日、社長から本を頂いたり、社長の友人が開催しているオンライン勉強会にも誘ってもらえるようになった。
「私がオンライン勉強会に?」「自分なんかが話についていけるのだろうか?」
社長直々のお誘いということもあり、勇気を出して参加した。
するとその回では約20人も参加されており、圧倒された。こんなにも自発的に勉強する人がいるのかと。
勉強会の進め方は、まず全員がひとりずつ「チェックイン」というフリートークから始まる。自分の今の感情、最近の出来事などなんでもいいのだ。
そこからファシリテーターにより勉強会のテーマの説明があり、その後ブレイクアウトルームで数人に分かれて議論する。20分ほどブレイクアウトルームで話し合ったのち、全体に戻ってくる。
そして「チェックアウト」という、またひとりずつ喋る機会が与えられる。
そのチェックアウトが私には苦手だった。
私以外の人は指名されるとすぐに、ブレイクアウトルームで話した内容を踏まえ、うまくまとめながら自分の考えをすらすら話している。
私は指名されるのにビビりながら、何を話したらいいのかと焦り、結局うまくまとめられずに終わってしまう。
まだ勉強会には2回しか参加していないが、私の弱点が浮き彫りになった。
そして一緒に参加した、私のゴルフの師匠でnoteクリエイターでもある河村操さんに相談した。彼の経歴はすごい。私の文章では紹介しきれないので、是非みてもらいたい。
「私にはなにが足りないのでしょうか」
すると操さんは、「それは圧倒的に書くこと・アウトプットが足りないんじゃないかな」と。そしてnoteを勧められた。
操さんはほぼ毎日8000字を書くことを10年も続けているそうだ。
「毎日8000字!?」すごすぎる。。。
「そうなんですか、わかりました」と言いながらも、書くってなんなんだ?これはまた大変になりそうだと思った。
とりあえず家に帰ってアウトプットのやり方をyoutubeで調べてみた。すると精神科医の樺沢さんという方が操さんと同じことを言っているではないか。インプットよりアウトプットの方が重要なんだと。
樺沢さんによると、毎日続けられることが大事なので「3行ポジティブ日記」というものを勧めていた。3行だけでもいいから何かを毎日書いてみようというもの。
私は携帯のメモに書いてみようと何日か実践してみた。しかし書いているととても稚拙でしょうもなく、物足りなさを感じた。
そしてついにnoteに登録してみた。
Facebookやインスタは登録しているが、私はみんなの投稿を見ているだけ。自分から発信してみんなに見てもらうなど、私には無理だと思っていた。
しかしnoteのみんなの記事を見て思った。
「どこの誰かも知らないが、みんなの心の中を見させてもらっているようだ」
Facebookやインスタの投稿はみんな着飾っているように見えるが、noteは違った。日々の何気ない日常での感じたことや自分の経験など、みんな自由に書いている。
noteってこういう感じでいいのか。だったら自分のことを書いてみようと思った。
初の投稿を終えたあと、頭と心の中がスッキリしていた。
「これがアウトプットなのか!」
書き出すことで自分の考えや伝えたいことがまとまり、スッキリする。さらに、みんなが見てわかりやすいようにと、自然と書き方も考えるようになった。
いつの間にか書くことに夢中になっていた。
そしてみんなの記事を読んで共感したり、そういう考え方もあるんだという発見もある。
noteっておもしろい!!
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