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見聞色の覇気

こんなタイトルだが、中ニ病ではない。

ワンピースが好きなのでよく見ている。
ワンピースの中での見聞色の覇気というのは、相手の気配を強く感じとる力だ。
ビッグマム海賊団のカタクリというやつは、見聞色の覇気を極め過ぎて少し先の未来が見えるという。
敵の思考を読み取り、敵が次にどのような攻撃をしてくるかが見えるという最強の人物だ。

実はこの見聞色の覇気を私も使える。。。(笑)


いや真剣な話で、みんなも少しは使っているはずだ。
日常生活において、予測というのはとても大事である。

車の運転、街中を歩いている時、危ないものを使用している時など、不測の事態を常に考える必要がある。

私はその不測の事態を考える力が他の人より強いような気がする。
私は常に最悪の事態を想定している。

私の会社は駐車場が徒歩5分ほど離れたところにある。
歩くところは大通りではなく、車同士がちょうどすれ違えるだけの細い道路で、歩道はない。

片方にはガードレールがあり、反対側はガードレールがなく、すぐ横に田んぼが広がっている。
その道を朝の通勤ラッシュの時間帯に200mほど歩かなければならない。

なかなか危険だ。

普通なら左側通行だが、ガードレールがあるためガードレール沿いを歩いてしまうと車とガードレールに挟まれてしまうかもしれない。だから逆走ではあるが、反対側の田んぼ沿いの細い路肩を歩く。
そうすると前から車が来ているのが確認できるし、もし車に当たったとしても田んぼに落ちるだけだから死ぬ確率も下がる。

このような日常の危険を常に考えている。

逆に帰宅する時、今度は左側通行で田んぼ沿いの路肩を歩いて帰る。
今度は後ろから車がくるので、車の気配を感じとらなければならない。
細い道路なのにスピードを出している車が多い。さらに歩行者の横を通る時あまり距離を空けずにギリギリを走り抜ける車が多い。

車のミラーが私の右腕スレスレを通ることが何度もある。これはかなり危険で、もし私が急に右腕を広げたり、横にふらついたりしたら運転手は回避できないだろう。
車を運転する人はそういう見聞色の覇気を使うべきだ。


もちろん歩行者側も気をつけなければならない。

時給社員(パートさんのこと)のお姉さん方の中には、よく2人で話しながらこの細い路肩を2列になって帰っている。この人達は後ろから来る車が怖くないのだろうか?

話に集中し過ぎて周りが見えていない。車がスレスレを通っても驚きもしていないのだ。
もし車に当たってしまったら当然悪いのは運転手だが、歩行者も損しかないと思う。

別の話になるが、前に書いたこの記事↓で父にイライラしている話をした。

私の父は雑な人だ。
私の家にはチワワとダックスのミックス犬がいる。
名前はチョコちゃんだ。
家族みんな大好きで、父はよくおやつをあげるので父に一番懐いている。

父が移動すると必ずついていく。家の中で常に父の足元にいるような感じだ。

父もそれをわかっているはずなのに、ドアを勢いよく閉めようとしたり、玄関を開けっぱなしにしてチョコちゃんが外に逃げ出したりすることがある。

ドアに挟まったり、道路に飛び出して車にひかれてしまったらどうするのだろうか。
一番可愛がっているくせに、そこの危険予測がまったくできていない。私はそれに腹が立っている。

私のようにいろんな予測をしてもらいたいものだ。

最悪の事態を想定していればだいたいのことは回避できるはずだ。

私はこれからも見聞色の覇気を極めていこうと思う。






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