長い下り坂でブレーキが効かなくなったら、次の登り坂まで踏ん張りますか?まさか、そんな悠長な時間はないでしょう。車に備わった機械的、電子的な制御機能を再確認しながら、いよいよの場合は、ガードレールや法面、雑木に接触させて制止を試みる他にありません。イメージトレーニングは大切です。
前世は悲惨な交通事故に遭遇し、全てを中途に他界したのだろう。目視できない死角や潜在的な危険が潜む場所にさしかかると、衝突の瞬間の衝撃、砕ける音がデジャブのように頭の中を走り抜ける。当然、アクセルから足を離してエンブレになり、ブレーキに足が掛かっている。これが安全意識を支えている。