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安倍自民党の「七代悪政」(2) 戦争参加法制と「共謀罪」

【お断り】これは安倍政権下で私が執筆し、ごく少数の方に配布した文章を若干加筆したものです。

名前に騙されてはいけない!

 ここで戦争参加法制と「共謀罪」の問題を並べたのは、一見二つに見えるこの問題が実際にはつながっているからです。戦争参加法制というのはマスコミでは「安保法制」とよく言われます。政府は「平和安保法制」と主張しています。「共謀罪」についても正式名称は「テロ等準備罪」です。
 「安保法制」とは「安全保障関連法制」の略称ですが、「安全保障」とか「テロ等準備」とかいう名前だけ見ていると、日本の安全を確保したりテロリストを捕まえたりする良い法律であるかのように誤解してしまうでしょう。そのような法律を作る安倍政権はやっぱり愛国者の政権ではないのか、と思ってしまう人も出て来るかも知れません。
 しかし、領土問題の時と同じくこれは安倍自民党お得意の「愛国パフォーマンス」にすぎません。それどころか、日本を守ることとは全く無関係の、むしろ日本を悪くしてしまうことにこの法律は使われようとしています。愛国者の仮面をかぶって悪事を働く「愛国詐欺」とでも言うべきことを安倍政権はしているのです。

戦争参加法制は日本を守るための法律ではない!


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