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私の文章を読まずに非難していることが明白な「夫婦別姓」推進派・はなさん(@lovehatecelery)による誹謗中傷に反論します

 以前、私は「あべ様のNHK」と呼ばれる政府の御用放送機関による「戸籍婚における選択的夫婦別氏」推進番組について批判するブログを書きました。

 なお、立憲民主党党員である私が夫婦別氏に反対するのは基本政策違反ではないか、というイチャモンを付けている方がいますが、私は記事の中で夫婦別氏(夫婦の名字が異なること)自体に反対ではないことを明記しています。

 なお、既に述べたように私は「婚姻制度選択制」論者であり、「同一戸籍同氏の原則」が守れられるのであれば、選択的夫婦別氏にも賛成だ。

どうして「選択的夫婦別姓」推進派は論理が飛躍しているの

 さて、この記事についていわゆる夫婦別姓推進派から中身のある反論が全然来ないな、と思っていると、ようやく批判が来ました!
 が、その「中身」はデマと誹謗中傷でしたが。

 いや、これについてはなさんなる方から「いや、デマではない!」という反論が来るのは大歓迎です。だから私は敢えてID付きで、本人の目に入るように記事を書いております。
 それでは、具体的にどういうところが問題かを見ていきましょう!はなさんからは逐一「中身のある、事実に基づいた」反論をお願いします!

問題①一体どこが「差別と偏見」なのですか?

 まず、はなさんは冒頭で「差別と偏見がすごい」と書いています。
 では、一体私の記事のどこが「差別」で「偏見」なのでしょうか?
 これについてはなさんのツイートを(ここに掲載したツイートだけでは字数制限で載っていないかもしれないので他のツイートも含めて)見てみましたが、私の記事のどこが差別かを具体的に指摘したツイートは皆無でした。
 そもそも「差別」というからには私がどの属性の人たちを差別したのでしょうか?
 誰を差別したかも明記せず、ただ単に「差別だ!差別だ!」とレッテル貼りを行うのは不誠実な態度です。

問題②「夫婦2人ともが改姓したくない場合」に触れていますよ?

 まぁ問題①については、今後はなさん氏が「ここが差別だと私は思ったんだ!」と一言いえば解決する話ではあります。
 が、一番大きな問題はそこではありません。
 はなさんのツイートには明白なデマが存在するのです。それがこちらです。

これ夫婦2人ともが改姓したくない場合のことが全く想像できてない

はなさんのツイート

 あの、冒頭で記した通り私は夫婦別氏自体に反対では無いことを当該記事で明記しているのですが。きちんと記事を読んでいますか?
 仮に読まずに批判しているのであればとても不誠実であるし、読んだ上でデマを流しているのであれば論外です。この点、きちんと謝罪をお願いします。
 しかも私は当該記事において夫婦別氏と同一戸籍同氏の原則を両立させる婚姻制度選択制を紹介するリンクまで貼っているのです。

 ここまでハッキリと書いて誤読するような人間がいたら余程国語力の無いアホですが、人をバカにするのは良くないので、ここでは意図的にデマを流していると解釈することとします。
 いわゆる「選択的夫婦別姓」推進派にはこの種のデマを流す人があまりにも多いです。

「夫婦別姓」推進派のお約束デマ「反対派は夫婦で名字が違うことに反対している!」

 念の為に確認しますと、よく「選択的夫婦別姓」論者が「戸籍婚における選択的夫婦別氏」反対派に対して貼っているイメージ、つまり「反対派は夫婦で名字が違うことに反対している!」と言うのは、真っ赤なデマですからね?
 こういうと一部のネトウヨのツイートを使って揚げ足取りをしてくる方が出てくるかもしれませんが、私は政治の世界での話をしています。
 例えば、国際結婚においては既に原則として夫婦別氏な訳ですが、これについて「夫婦で名字が違うことは問題だ!国際結婚でも夫婦同氏にしろ!」と叫んでいる政治家や政治活動家は、私の知る限り一人もいません
 つまり、多くのいわゆる「選択的夫婦別姓」反対派は「夫婦で名字が違うこと」そのものには、反対していないのです。
 いわゆる反対派の主張は、あくまでも「同一戸籍同氏」の原則を破壊することに反対しているのです。
 そのことを明確にするために私は「戸籍婚における選択的夫婦別氏」に反対、という風に表現することにしています。
 だから何度も強調していますが、私の主張は立憲民主党の基本政策には一ミリも違反していません。

 読者の皆様には、いわゆる「選択的夫婦別姓」推進派は日頃から反対派に対してこのような各種のデマを流している人たちであることを知っていただきたいです。

ちなみに夫婦別氏反対派にも女系天皇容認派はいますよ?

 またはなさんが「なぜ選択的夫婦別姓推進が反天皇になるのかもわからない」と書いてあるのは、こちらこそ意味不明でした。
 亀井静香先生の「天皇の子」発言を非難しているのは、いわゆる「選択的夫婦別姓」推進派の方だからです。
 中には「亀井静香は自民党だ!」というデマを流してまで非難する方もいたほどです。

 いや、本当、亀井静香先生は野党なのにどうしてこうも彼らは平気でデマを流せるのか、本当に疑問ですが、これについてははなさんとは直接の関係は無い(はずです)のでこの程度にしておきます。
 ここで気になったのは、はなさんの支持者と思われる方のリプです。このリプにもはなさんは「いいね!」を押しています。

 しかしこれこそが全く意味不明なんですよね。
 まず「選択的夫婦別姓に反対の人で女系天皇に反対って言う人けっこう多い」と書いていますが、私がそれだとはここには一言も書いていません。それならば私に関するツイートへのリプとしては不自然です。(私が女系天皇に賛成か、反対かをここで表明すると話が逸れるので止めておきます。)
 そして、何よりもいわゆる「選択的夫婦別姓」反対派には女系天皇容認派もいるという事実を完全に無視しています。
 例えば、亜細亜大学講師・里見日本文科学研究所所長の金子宗徳氏はこう述べています。

それに倣えば、女性宮家が創設された後、民間の男性が皇族女子と御婚姻されると、その男性は氏を失うわけです。それゆえ、中国で何度も起こった「易姓革命」にはあたらず、皇室の血統は断絶しないと考えられるわけです。
けれども、たとえ選択式であるとしても夫婦別氏(別姓)制度を採用したら、将来的に、皇族の男性(女性)と民間の女性(男性)との姓・氏が異なるという事態が生じかねません。
そうなったならば、両者の間に生まれた御子は姓・氏を有するのでしょうか、それとも有さないのでしょうか。また、その御子が天皇となられた場合、それは「易姓革命」にならないのでしょうか。
こういう新たな問題が生じかねません。ですから、選択式夫婦別氏(別姓)制度を導入すべきでない、と私は思っています。

政府有識者会議で女性宮家・女系天皇の議論は進むのか? 金子宗徳・亜細亜大学講師に聞く

 金子先生と言うとバリバリの大物右翼ですが、左翼は「右翼=ネトウヨ」という妄想にどうしても浸りたいのでしょうか?

問題はまさに「嫁も息子の名字になるべき」と言う偏見ゴリゴリの人

 なお、私の記事に真っ当な反応を示してくださっている方もいました。

 ところが、これについてもはなさんは絡みます!

 まず、私の記事はまさに「嫁も息子の名字になるべき」と言う偏見ゴリゴリの人を問題視したものです。「息子の名前を変えたくない」だけの人には触れていません。
 またそもそも「息子の名字を変えたくない」人にも「娘の名字が変わること」には反対していない人が少なくないでしょう。でないと96%の女性が男性側の名字に改氏しているような事態にはなりません。
 しかし「娘の名字が変わることは良いですが、息子の名字が変わることは反対する!」という人は、かなりの男尊女卑思考の持ち主でしょう。
 何度も書いていますが、私の祖父は祖母の名字に改氏しました。昭和の時代ですら、そう言う例があったのです。
 それが今は令和の御代ですよ?昭和以上に男尊女卑な親をクズと言わずしてなんというのでしょうか?
 また「戸籍婚における選択的夫婦別氏」の問題点は「同一戸籍同氏の原則」を破壊するという一点に尽きます。
 「同一戸籍同氏の破壊には賛成だが、妻氏婚には反対」という両親が仮にいたら、それは「女性が家を継ぐことを認めるぐらいならば、家庭解体の方がいい!」という、家庭解体と男尊女卑のチャンポンというどうしようもない存在です。

 これについては関連記事もあるのでお読みいただけますと幸いです。

どうして彼らは誠実な議論が出来ないのか

 この記事の冒頭で見せたように、はなさんは140時の短いツイートの中でデマをぶち込むという、中々高度な手腕を見せていますが、これこそがいわゆる「選択的夫婦別姓」推進派のスタンダードな手です。
 もしも夫婦の名字が異なることを認め欲しいだけならば、記事中に「選択的夫婦別氏にも賛成だ」と明記している私を攻撃するはずがないのです。
 おそらく彼らは保守派を攻撃できたら何でもいい、そのためにはデマを流しても良い、という価値観の持ち主なのでしょう。それが違うというならば、はなさんにはまずデマを流したことについての謝罪をされることを求めます。

ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。 拙い記事ではありますが、宜しければサポートをよろしくお願いします。 いただいたサポートは「日本SRGM連盟」「日本アニマルライツ連盟」の運営や「生命尊重の社会実現」のための活動費とさせていただきます。