「確率思考の戦略論」を使ったマーケティングシミュレーション
※2016年に書いた記事に最新の考え方を追加しています。
こちらのツイートの詳しい解説内容となっています。
と聞かれた時に、絶対に紹介するのが、「確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力」
森岡さんがUSJを再生する時に活用された数学シミュレーションモデルが具体的に紹介されています。
間違えなくマーケティングに関わる人の必読書だと思っています。
しかし、この本の数式は本当に難しい…
多くの人が挫折経験を味わっているのではないでしょうか?
このnoteでは、身近なビジネスに当てはめて確率思考の戦略論の考え方を整理していきます。
マーケティング基本の考え方を図解
書籍の中で書かれている内容で全体に押さえておきたい考え方を図解します。
このピラミッドは、いつも頭に描いてマーケティングの仕事をしていきたいです…
目の前の広告CPAやサイトのCV率などの指標改善で忙しくなったら、市場全体から逆算してシミュレーションを作るようにすることが大切だと考えています。
市場調査の本質は、プレファレンス(相対的好意度)とその仕組みを解明して、マーケティングの決定者に提供することで、成功確率の高い戦略を選択できるようにすることです
身近なビジネスに置き換えてみる
数式を細かく理解せずとも、先ほどのピラミッド図を元にしたシミュレーションができれば仕事でも確率思考の戦略論の実践はできると考えています。
ということで…
商圏人口50万人の歯科医院をモデルに、森岡さんが本書の中で紹介されているシミュレーションを実践してみました。
全体イメージを掴んでもらうためにシミュレーション図はこちらです。
※置き換えて他のビジネスでも応用できると思います。