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マーケターにとってのコミュニティ #マーケコミュ総会 に向けたメモ

11月26日に #マーケコミュ総会 開催することになりました!
テーマは、「コミュニティでマーケティングを学ぶ

マーケティング領域のコミュニティが増えてきている中で、マーケターにとってのコミュニティの可能性を議論できそうで今から本当に楽しみです!

自分自身、マーケティングトレースというコミュニティを運営している中で、「コミュニティで学ぶ意味とは何なのか」について考えていることをメモしておこうと思います。

なぜマーケターにコミュニティが必要なのか?

マーケターにコミュニティが必要な理由として思いつくことを列挙してみます。

・マーケティングの仕事は組織によって立ち位置や定義が異なる→組織を超えて実践知を共有する場が必要

・マーケティング領域の中でも専門性が分かれている→専門領域を越境して交流する機会は以外と少ない

・マーケターという職種の抽象度が高過ぎる→コミュニティを通じて暗黙知(言語化できてない知識)を共有しあえることは有益

・エンジニアやデザイナーなどと比較してコミュニティの力は活かしきれていない

・マーケターにとって「コミュニティ設計」は今後求められてくるので、自分たちでコミュニティをつくることは必要

といったことを考えています。

マーケターは、職種として未完成(曖昧さが残っている)段階だからこそ、コミュニティを使って実践知を共有し、職種としてのプロフェッショナル性をくっきりさせていえると良いと思っています。

コミュニティで学習することの意味とは?

自分自身がマーケティングトレースのコミュニティを運営していて感じている「コミュニティの可能性」について改めてまとめてみます。

コミュニティを運営する中で、これはコミュニティだからこその変化だと感じた点です。

・コミュニティだから多様なバックグラウンドの人が参加する→マーケターの多様性を知ることができる=専門領域に対するリスペクトが増す

・マーケター同士、マーケティング周辺領域とのコラボレーションが生まれる

・他者からのフィードバックがあるから学習を継続しやすい、自分一人では気づけない発見が多い

コミュニティというフラットな関係性の中で繋がれるからこそ、上記のようなメリットを享受しやすいのだと感じています。

コミュニティは組織と違って、柔軟性が高いことが特徴です。

柔軟性が高い
=個にフォーカスしやすい
=コラボレーションが生まれやすい

という要素があります。

マーケターにとってコミュニティで学習するからこそ、自分の領域を広げることができる、自分の成長と向き合えるといった変化が生まれるのだと思っています。

自分の愛読書である「コミュニティ・オブ・プラクティス―ナレッジ社会の新たな知識形態の実践」にコミュニティで学習する意味について書かれています。

あるテ ーマに関する関心や問題 、熱意などを共有し、その分野の知識や技能を 、持続的な相互交流を通じて深めていく人々の集団である。彼らは必ずしも毎日一緒に仕事をしているわけではないが 、相互交流に価値を認めるからこそ集まるのである。彼らは一緒に時間を過ごしながら、情報や洞察を分かち合い 、助言を与え合い 、協力して問題を解決する。
知識体系は、あらゆる論争を含め、大勢の人々がかかわり合うプロセスを通じて発達する 。

詳細は #マーケコミュ総会 にて

マーケコミュ総会では、他のコミュニティが見出している可能性や、感じている課題を共有し、マーケターにとってのコミュニティの存在を進化させることができるのが楽しみです!

当日参加者のみなさんと議論できること楽しみにしています!


登壇後に書いたnoteはこちらです!