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もっと深く考えられるように、マーケターの筋トレワークシートの思考補助視点を解説!

マーケティングトレース『マーケターの筋トレワークシート』を公開させて頂いてから、こちらが標準のトレースシートになっています。

ワークシートがあることで、マーケティングトレースに取り組みやすくなったよ!という嬉しいお声を頂くことも増えました。

こちらのシートをもとに社内勉強会を開催して頂くこともあるようです!

ワークシートの課題も

一方で、ワークシートだと『フレームワークを埋めて終わってしまう・・』『もう少し詳細の思考プロセスが理解できると嬉しい・・・』とご意見頂くこともでてきました。

たしかに、ワークシートは無理矢理1枚でまとめているので抜け落ちてしまうものがたくさんあります。

もう一つ踏み込んだシート

マーケティングトレースで活用するフレームワークに思考の補助を入れています。

基本フレームワークそれぞれ下記視点を意識してみると、きっと分析しやすくなります。

①PESTは最初に『視点』を洗い出す
②競合は業界/価値の『定義』をする
③ターゲットは複数カテゴリー考える
④ポジショニングマップは競合と軸を整理してから描く
⑤4Pは顧客価値とセットで考える
⑥成功要因は経営資源と一緒に考える
⑦CMOだったら仮説は2パターン考える

番号は、マーケティングトレースワークシートの各フレームに紐づいた番号です。

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①PEST分析は最初に『視点』を洗い出してから考える

最初に『キーワード・視点』を洗い出すだけでも思考しやすくなります。

note_マーケティングトレースの考え方.001

②競合は業界と価値の『定義』をしてから考える

競合を考えるときに、『定義』を書き出しましょう。

note_マーケティングトレースの考え方.002

③ターゲットは複数のカテゴリーを考える

ターゲットのカテゴリーは一つではないので、複数出して、それぞれのターゲット属性について特性を考えてみるとスムーズです。

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④ポジショニングマップは競合と軸を整理してから描く

ポジショニングマップをつくる前は、競合と軸の候補を洗い出してから考えるとスムーズです。

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⑤4Pは顧客価値とセットで考える

マーケティングミックスは、それぞれ何をやっているか?だけではなく、『顧客視点』でどうか?を考えてみましょう。

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⑥成功要因は経営資源と一緒に考える

成功要因は『独自の経営資源が何か?』という問いと向き合うと整理しやすいです。

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⑦CMOだったら仮説は2パターン+経営インパクトを考える

自分がCMOだったら?は、2パターンを考えて、それぞれの実現方法や経営のインパクトまで考えてみましょう。

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フレームに補助があると思考しやすくなるはず

フレームワークは、そのフレームだけ示されても思考しにくいですよね。

ポイントは『どの視点で思考するか?』を理解することです。

最近パーソナルジムに通うようになったのですが、筋トレするときも『ここ意識して』と言われるだけで動き方が変わるなと実感しています。

マーケターの筋トレも、上記に示しているような『補助視点』を意識して取り組んでみてください!効果が倍増するはず・・!

※Googleスライドは限定で公開させて頂きます!

ダウンロードしてご活用ください!

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