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お金は誰かの借金で成り立っている?!

さて、あなたは、「お金とは何か」を考えたことはありますか?

題名でも書きましたが、
簡単に言うと、実は誰かの借金によって成り立っています。

それは、個人のクレジットカードだったり、住宅ローン、車のローンなど、
企業なら、会社の運営資金などで借りたお金です。

例えばあなたが車を買うためローンをします。
銀行や信販会社の審査が通ると車を買うことができますよね。

では、すぐにお金を借りて車を買うことが出来るのって、
不思議ではありませんか?
だって、あなたがお金を借りているのに、現金を一切触れないで、契約書にサインするだけで、車が買えるのですから。

お金のからくり

実は、このような構造が成り立っているのにはからくり?(理由ですね)があります。

例えばあなたが、100万円もっているとしましょう。
それを誰かに貸し付けるとすると、100万円までしか貸し付けられませんよね?

でも銀行はそうではありません。
「信用創造」という、銀行が保有している現金を、何倍も膨らませてお金を借りたい人に貸し付ける仕組みがあるのです。

簡単にいうと、銀行が100万円持っていると、1000万円以上を誰かに貸すことが出来るんです。

ですから、現金100万円を元に、例えば1000万円を10人に100万円づつ貸せば、10倍多く利息を得ることができます。

これは銀行だけに許されている特権です。他の企業や個人がやることは犯罪になります。

でも、現金は100万円しかないのに、どのように1000万円貸すことができるのかというと、
そこで登場するのが「預金通帳」

簡単にいうと、貸す時には現金で貸すのではなく、通帳に100万円と記帳するだけなんです。
なので、現金が動くわけではありません。
通帳に記帳された100万円を使って、さまざまな支払いをするので、現金が不要なんです。

そして銀行は、貸し付けた時の利子によってまた100万円が生まれ、それでまた、1000万円を数人の人に貸し付ける・・・。
それを繰り返していけるのですよ。

このように考えると、今まで紹介した手法なら、借金と言う形でおカネは無限に生み出すことができることがわかりますね。
これが「信用創造」の仕組なんです。

実際、日本にある「現金」と呼ばれる紙幣は、70兆円程度。
でも預金は400兆円ほどあります。この差分が、誰かの借金ということになります。

これを知って、僕は、
「日本の財政は、破綻することはなんじゃないか?」
と考えています。

みなさんは、どうお感じでしょうか?


読んでいただき、ありがとうございます。



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