長距離バスは「移動するコワーキングスペース」

2021年9月10日 21:44

2021年9月9日（木）の日記

おおよそ7時間、バスに乗っていました。

遠距離を移動する仕事があり、バスに乗り、まず往復5時間。

そこに「ハイウエイの工事渋滞」で遅延が発生。
行きも帰りも1時間プラスされ、計7時間。

1日の大きな割合をバス移動に費やしたわけです。
けれども、一秒たりとも苦痛を感じませんでしたね。

遅延は乗車前に知らされていたので納得済み。
バスはトイレ付きだったのでストレスゼロ。
ゼロどころか、むしろストレス解消になりました。

心地よい振動でぐっすり眠り、目がさめれば青空がひろがる車窓の眺めを楽しむ。
読書して、考え事をして、スマホで原稿のかけらみたいなものを書き、途中のSAで地元牧場産フレッシュミルクのソフトクリームをなめて。

ああ、楽しかった～。

長距離バスの昼便、沈思黙考におすすめです。
なんせ運賃が安いですしね。
くわえて新型コロナウイルス対策で車内の換気は充分にしているし、隣に人が座らないように配慮してくれますし（まあ、乗車する客が減っているからできることなのですが）。

ある意味、こんなに快適なコワーキングスペースはない。

ただ……新型コロナウイルスの影響により長距離バスの減便は尋常ではありません。
なかには減便ではなく、ルートそのものが運休してしまっている場合があります。
コースによっては、このまま停線してしまう可能性も。

「長距離バス運営の維持はたいへんだろうな」と胸が痛みます。
運行停止にならぬよう、私はこれからも極力、利用するつもりです。

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▼吉村智樹▼

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