「ダメでもともと」だったはずなのに
2021年9月6日(月)の日記
さわやかな晴れ。
9月に入り、新規営業をぽちぽち再開しています。
現在、一社で企画が通過(涙)。
もう一社、面談の約束まで進みました。
どうなりますやら。
今年は新規営業を休んでいました。
なんと8か月間も。
ありがたいことに今年は先様からのご依頼が途切れない。
感謝の気持ちでいっぱいです。
恵まれていたので、大手メディアが募集をかけているまたとないチャンスを目にしても「いまは仕事が来ているし、今回はいっか」と見送ってばかり。
現状に満足しきっていました。
ご依頼にお応えしてお応えして、気がつけば季節が「せぷてんばぁ」になっていた、そんな感じです。
はぁ、9月は胸に来ますね。
横須賀線の最終で鎌倉の海へ行きたくなります。
依頼が途絶えないなんて、奇跡が毎月たまたま起きているだけ。
運がよかったのみ。
オーダーメイドのリクエストはなによりもうれしい。
けれどもそれに対応してばかりで、自分から新しい場所へ動こうとしない、新天地で畑を耕そうとしない、作品をつくらない。
それってなにが「フリー」のライターなんだろう。
Webの仕事を始めて5年目。
右も左もわからないWebの業界へ飛び込み、ひたすら営業してなんとかしたあの頃の野心や冒険心は、すっかりなくなっていました。
目がさめた大きな理由が、人気YouTubeチャンネル「街録ch」(がいろくチャンネル)を起ち上げた、いまもっともリスぺクトしているクリエイター三谷三四郎さんの言葉。
失敗し恥をかくことを恐れて安全を確保すること、で失われるものの方が大きいのではないか?という思いがあり、恥をかいてもいいじゃん、別に死にはしないよ、という声を誰かが掛けてくれればそれだけで一歩踏み出す勇気にもなりますし、その後の人生を豊かにしてくれるきっかけにもなるなーと(原文ママ)
いつしか自分は「失敗をする」「恥をかく」をおそれていたのかな。
営業って、不採用ばかりだし、たくさん失敗するし、恥をかくし、いやな想いをそこそこな量しますから。
でも三谷さんがおっしゃる「失敗し恥をかくことを恐れて安全を確保すること、で失われるものの方が大きいのではないか?」はズバリ図星でした。
2021年のこれまでは「守っているうちに、失っていた」時期だったと思います。
フリーランスなんて、そこらへんに落ちてる石ころみたいなもん。
どこかにカチーンと当たって、音をたてなければ、存在しないのと同じですものね。
▼吉村智樹▼
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