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【結婚】#2.他人と暮らすストレスとやすらぎ

ストレスよりもやすらぎの方が大きい

結論から申し上げます。

他人と暮らすストレスよりもやすらぎの方が大きいです。

人それぞれでしょうが。

誰かと一緒に暮らすストレスは、一人でいることでしかエネルギー補給できない私にとっては深刻です。

しかしそれよりも誰かといる安心感、やすらぎの方が大きいです。

日常生活の中では、嫌なことの方がフォーカスされるので、ストレスしか感じなかったりするのですが、よーく考えてみると夫がいることで助けられていることがたくさんあります。

若い頃からコミュニケーション能力ゼロの私は、私自身も私の両親も結婚は無理とあきらめていました。

私のことなんかみんな嫌いに決まっていると、思い込んでいました。

友達もいませんでした。欲しいとも思っていませんでした。

10代の私はほとんど鬱状態でした。

20代前半は銀行で働いていましたが、鬱状態は続いていて、毎日辞めたいなぁ〜と思いながら過ごしていました。

ある日、銀行の寮主催のクリスマスパーティに行こうとしている後輩たちについて行って夫に出会いました。

銀行を辞めるには結婚退職がいいな。
結婚したら仕事辞められる。
仕事よりも掃除したり料理したり家事のほうが好きな私は専業主婦にあこがれていました。

結婚したらもっともっとコミュニケーション能力が必要になることを全く考えていませんでした。馬鹿でした。

でも馬鹿だったから、結婚を決めれたのだろうと思います。

夫の家族とのコミュニケーション、夫の仕事仲間とのコミュニケーション、夫の友達とのコミュニケーション、子どもの友達とのコミュニケーション、子どもの友達のママとのコミュニケーション、PTAの役員、子ども会、町内会、その他いろいろ。

前置きが長くなりました。

他人と暮らし始めて、まず2週間くらい眠れませんでした。

でも慣れるものです。

結婚してしばらくは、情緒不安定な私にとって、夫は私の精神科の先生みたいでした。

私が頭をかかえて悩んでいる姿を見ては、私の歪んだ考え方を軌道修正してくれました。

60代となった今は夫が家に居る時間は増えましたが、私たちは食事の時くらいしか一緒にいません。

一緒に食事に出かけたり旅行には行きますが、それぞれひとりで映画観に行ったり、コンサートに行ったり、ミュージカル行ったり、ひとりで旅行にも行きます。

喧嘩はしますが翌日まで持ち越す喧嘩はありません。

お互いに思いやっているし、我慢しているし、感謝しています。意識しないレベルで。

結婚して良かったと思っています。

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