わたしの心が変化した、たった1つの理由。

はじめに

SHEを始めてちょうど1ヶ月の今日、私は復帰したばかりの仕事と、家事育児、そしてSHEの勉強にと忙しい1日を過ごしている。

仕事の復帰が決まっていて、時間が取れないと分かっているのに、なぜこのタイミングでSHEに入会したの?と我ながら思う。

その理由はただ一つ。自分の力で生きられるようになりたい。

昔からWebデザイナーになりたかったけど、「美大や芸大を出ていない」「育児家事で時間がない」など、とにかく理由をつけて向き合ってこなかった。

自分の心の中にずっと「私はできない。私にはデザインをする資格がない。趣味程度でたいして稼げない」と呪詛のように刻み込んできた思いがある。何度かあったチャンスも、その思いが足かせになり決して実を結ばなかった。

そんな自分が今なぜSHEを始め、進み始めたのか?少しだけ語ってみる。

自分の思いに気づいた日

今回も長い育休中に、デザインを仕事にしようと頑張ってみたけど、その度に怖い気持ちが出て続かない。

何度もやろうとして、でもうまくいかなくて、「自分にはその才能がないんだ、もう諦めて今の仕事に復帰すればいい」そう思って復帰を待つ日々になった。

そして復帰まであとわずかとなった日、新型コロナで文字通り先が見通せなくなった。もしかしたら、わたしもコロナにかかって死ぬかもしれない。

そんな恐怖に駆られる日々が続いたとき、「自分が死ぬとしたら何を後悔する?やり残したことは何?」という声が聞こえた。

そういえば、わたしはずっとデザインをやりかった。WEBデザイナーとして働きたかった。イラストも書きたかった。

職場でそういう機会があっても、幾度となく逃してきた。資格がないと思ってたし、育児も忙しかったし……と言い訳して見ぬふりをしていたのだ。

本棚にずっと捨てられずに残っている、デザインの本たち。他の本は捨てられても、デザインの本はどうしても捨てられなかった。自分の気持ちの残滓を、見ないようにして何年たってしまったんだろう。

そう気づいたときには、WEBデザインの講座を検索していた。正直、完全な初心者じゃないし、未経験からというわけでもない、中途半端な自分に合う講座はなかった。みんな未経験から!が売りだったし、仕事復帰する自分に合いそうな講座もなく、ただ途方にくれた。

そして、SHEに出会う

何個かデザインの講座を見つけて、説明会に参加してみた。話を聞いてくれたし良さそうだとも感じたけど、飽き性の自分は続けられる自信が持てず見送った。

デザインを学べて、モチベーションを保つことができて、仲間ができそうな、わたしが好きな世界観の場所。

こんなにWEBデザイナー向けの講座はあっても、自分の望む場所はありそうでなかった。デザインを学ぶのは、正直選ばなければどこでもできるだろう。モチベーションも仲間も、頑張ればどこでも得られるだろう。

でも、自分がピンとくる世界観に出会えなかった。

気づくと復帰直前になっていた。「ああ、もうこのまま復帰して、わたしは何も変わらないままこの世界で生きるのだ」と、目を伏せてしまっていた。でも何か見つけたいという思いだけで、ふと何かの広告で目に止まったSHEの説明会に申し込む。

本当は入会する気もなく、ただ今後の参考データとして、と参加した説明会だった。

今思えば失礼な話だが、そう思って参加したら良い意味で期待を裏切られた。普通のオンライン説明会ではあったけど、何か気になってしまって、断ることに迷いが出始めた。

葛藤する気持ち

説明も終わり体験も経由して、少人数での面談になる。面談自体もそこまで変わったものでもなかったけど、担当の女性はずっとわたしの話を聞いてくれた。

入会する気持ちはなかったはずで、お断りの台詞で終わらせる予定だった。金額的に厳しい、スケジュール的にも厳しい、仕事や育児との両立、いくらでも断る理由はあったけど、断ることができないまま1時間以上オンラインになっていた。

結局、お金の問題で旦那に相談だけしてみたけど、「リターンがあるならやればいい」という返事で、決定権は自分にあった。

決められないけど、断ることもできない、悩みに悩んで時間だけが過ぎていく。

でもその間、ずっと待っててくれたのが、そのとき担当してくれた方。早く決めなきゃ…と焦る自分を急かすこともなく、じっと待っててくれた。

最終的には割引につられて、えいやで申し込んだ。

我ながら「何だそれ」という突っ込みをしたいけど、ほんとに決め手はこんな感じだった。でも割引はきっかけでしかなくて、根底はやっぱり何かを変えたい気持ちだったんだと思う。

そんな自分をずっと待ってくれたスタッフの方に、SHEが描く世界観の心地よさを感じたのかもしれない。

さいごに

長くなったけど、入会まではこんな気持ちで過ごし、その感覚は間違ってなかったな。というのが今の心境。

そして、「できない」が「できるかもしれない」に変わったのが、1番の成長の証。

自分の力で生きていくために、できることを少しずつSHEで増やしていこう。いつも成長できる自分であるために。








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