コックスプレート 2022 所感

短距離志向の豪だけあって賞金額が高いジ・エベレストができたものの、やはりオーストラリアのビッグレースといえばコックスプレート。
今年はアナモーを筆頭としてザーキ、アイムサンダートラックが上位となる。
エルボデゴン、プロフォンド、アリゲーターブラッド、モウンガ、ゴールドトリップといったメンツも力を出し切れば勝機はあるだろう。
充実ぶりしてもやはりアナモーは中心から外せないが、2000m戦の今年のQESで惨敗しているのが気になるところ。たまたまバイオリズムが悪かったのかもしれないが、基本的にはSoft5前後のマイルが守備範囲なのだろう。
ザーキ、アイムサンダートラックも実力的には別段見劣りするものではない。このあたりは当日の調子と馬場状態、展開で結果はかなり変わりそうだ。逆に言うとあっさり着外に沈むことだってありえる。
豪州移籍組のエルボデゴン、3歳になってから今ひとつ勝ちきれていないが仏の大レースでそれなりの結果を残せている辺り、地力はまだまだあるはず。
環境も相手もガラリと変わって果たしてどうなるか。
一発という点でいうとアリゲーターブラッドは注目したい。ただコックスプレート向きかというと?
ディープインパクト産駒のプロフォンドは日本的には注目株だが、3歳になってから良いところなし。アナモーやザーキにボコられ続け、ここで逆転というのもなくはない、が・・・。
母系を辿るとかのウィークエンドサプライズに辿り着き、そこから代々の米豪レジェンド種牡馬を重ねてきている。タマも取られていないので、ここで勝つようなら豪での繁栄も期待できそうだが果たして。

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