https://note.com/tomomega_keiba/n/nffb9c6a0367a

まぁ順当すぎる結果で月並みなコメントしかしようもないというのが正直なところ。
イクイがスタートをうまく決めてきっちり3番手につけた時点であとは故障くらいしかリスク要素はなくなった。
そして直線抜け出しという先行のお手本のような競馬をしたのだから付け入る隙はほとんど無いだろう。
唯一あるとしたら後ろでマークしていたリバティIの直線爆発くらいだったが、そのリバティが道中で若さを見せてしまった。
それでも直線では良い脚はちらっと見せたし2着を確保したのは能力と軽斤量の賜物だろうが、これではイクイに勝つのは無理だったか。
スターズオンアースは前目につける積極的な運びで三着。やはり実力のある牝馬はJCで軽視すべきではないという証左。
ドウデュースやタイトルホルダーも力は見せたと思うのだが・・・東京芝2400mという条件下ではこの結果が実力の現状なのだろう。
展開はパンサラッサが大逃げしたわけだが、といっても今の府中では狂気的という程のペースでもなく、他馬も程よく付き合わなかったおかげでほぼ意味はなかったか。
最後アイちゃんに差されはしたが、やはり当時のキセキはかなり強烈なことをしていた。
で、イクイはもはやこれ以上走り続ける意味はファンを喜ばせることを除けばほとんどないだろう。新種牡馬としての価値はほぼ天井まで到達したので、あとは自身の名誉と競争馬としての関係者を潤わせるための走りとなる。
欧米ならほぼ間違いなくこれで引退だろうが、シルクなのでまだ多少走り続ける可能性はありそうだ。