フリーランス・副業虎ノ巻を書き始めてから３ヶ月が経ちました。友人から「リアルでタメになる」という声や「現実的ですぐできそう」と言う声をいただき、私も仕事の合間に書くモチベーションにつながっています。

今回は、お金に関する現実的なことについて書こうと思います。

フリーランスや副業をやっている方が毎年行わなければいけない確定申告。こちらは２〜３月に行うイメージを持つ方が多いと思いますが、実は確定申告の準備は１月から少しずつ行うのがベストと私は考えています。

確定申告そのものが「１月〜12月の売上や経費・医療費の申告をする」ためです。

また、３月は決算月の企業が多いと言われており、繁忙期で仕事量が増えたりクライアントとの連絡量が増えたりする可能性が多いため、今できることは今やる。ということを念頭に準備をしておくと、初めての確定申告も楽に行うことができます。

今回は、確定申告のために必要で後になってやると面倒になる経費精算を簡単に済ませる方法を紹介します。１ヶ月のうち30分程度で終わる、どなたでも実践できるやり方なのでぜひ真似してみてください！

そもそも経費精算とは？

フリーランスでまだ働いたことのない人や、フリーランスになって間もない人はこの言葉を聞いてもどんなものかイマイチピンとこないと思います。

経費精算とは「仕事のために使ったお金（経費）を計算してまとめる」作業のことです。経費は以下のカテゴリのお金を指します。

・事務所やコワーキングスペースの費用
・打ち合わせや仕事の際に利用した飲食代
・交通費
・仕事のために購入した物品（消耗品・PCなど）
・通信費（仕事目的で携帯を使用した場合）　など

上記以外にもさまざまなお金を経費としてカウントできる場合がありますが、経費かどうか迷った際は「仕事のために購入・使用した物品か否か」で判断をするのが良いと思います。

※法人化をしている方は監査も入るので、税理士さんと相談をしていくのがおすすめですが、今回は法人化をしていない個人事業主の方向けに取りまとめ方を書いています

しかし、この経費精算。毎月だとそこまで量は多くないものの、塵も積もれば何とやらでして。年間で一気に整理をするととんでもない量になる方もいます。

では、毎月いつ・どのようなやり方でまとめれば良いかを説明します。

すぐ終わる！経費精算のやり方

まず、経費精算を早めに終わらせるためには以下のものを用意する必要があります。

・領収書が入る封筒（縦型がおすすめ）
・太めのペン
・経費に回す領収書
・レシートスキャンができる会計ソフト

これだけです。ご自宅や文房具店などで手に入るものだけで精算ができるので、そう難しいものではありません。

やり方は以下の通りにやればOKです

１．封筒に年月を書く（2019年４月 など）
２．毎月、経費の対象となるレシートや領収書を集めて保管する
３．月に一度、会計ソフト内にあるレシートスキャンでレシートや領収書を撮影する
４．レシートごとに金額や内訳、日時を入力して終了
（キチンと反映されていたら入力せずにOK)

これだけです。クレジットカードからの引き落としで経費になっているものがあれば、会計ソフトとカードの明細を連携できるように設定をして、月末や月初に一気に経費入力を行いましょう！

因みに封筒ですが、私はこんな感じで封筒に保管しています。

会計ソフトは私はFreeeを使用しています。レシートスキャンがついているものであればその他ソフトでも問題ないと思うので、登録の際に機能をチェックしておけば安心です。

弥生会計は初年度０円キャンペーンなども行っているので、他ソフトと比較したい方や「まずはフリーでやってみよう」という感じでフリーランスになった方には良いかと思います。

法人化を考えている方は、法人印なども無料で作れるマネーフォワードも良いかもしれません。

レシートは以下のように封筒に入れて保管をしておくと、何かあったときにすぐに取り出して確認をすることができます。ちなみにFreeeの場合は税理士サポートなどをつけることができます。

周りの方が使っているものを選ぶと、操作方法などでわからないことがあっても聞けるので安心です。これらのソフトで合うものを選んで検討してみてください。

お金の計算はササッと早く！的確に♪

フリーランスになると基本は営業から事務処理、経費までを一括で自分で行わなければなりません。

最初から誰かにお願いするのもアリですが、委託の際はお金もかかしますし、何をやれば良いのかを自分が把握することで将来的に委託をした際も的確に指示を送ることができます。

まずは自分でやってみること。これだけでも知識は広がります。また、毎月精算を行うことで確定申告は楽になるので、早めにやりましょうね♪