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サウジアラビア旅行【遺跡の発掘調査を体験!】

アル・ウラの世界遺産や遺跡を回りました。
前日のジュッパの岩絵と違い、こちらは自分たちで勝手に見に行くことができず、遺跡内の専用観光バスに乗って見に行くシステムでした。

遺跡への「中央案内所」のような場所があり、ここから
①ダダン遺跡
②ジャバル・イクマ
③マダイン・サーレ
など、目的地別のシャトルバスに乗って行きます。

まずは①ダダン遺跡へ。
他の観光客と一緒にシャトルバスに乗り込みます。アジア系、欧米系、アラブ系と様々な人達でした。

ダダン遺跡の案内所では、「サウジアラビア風おもてなし」がありました(*^^*)

カウンターの女性が準備してくださっている水やドライジンジャーやお菓子などを頂くことができます。私は大好きなドライジンジャー(砂糖がけの生姜)を1つ頂きました(*^^*)

ダダン遺跡。この岩山に小さい四角い穴が沢山あるのですが、それら全部がお墓だそうです。

特に、ライオンの彫り物がされているお墓が有名らしい。

望遠鏡(緑の丸のあたり)が置かれているので、岩の壁を見ることができます。

とはいえ、遠すぎて、ライオンの彫り物部分(ピンクの丸の中の1箇所)を探すのに苦労しました…。

下の写真は、案内所にあった拡大写真を撮ったもの。四角の穴の上に左右2つあるのが、ライオンの彫り物らしいです。

ダダン王国は紀元前6世紀から紀元前3世紀頃にあったようです。

ところで、ここで遺跡発掘ワークショップを体験しました!
まずは自分に割り当てられた番号の砂の区画から、遺跡を掘り出します。

遺跡を壊してはいけないので、掘る時は丁寧に少しずつ掘るように、とアドバイスをもらいました。

ところが、私の番号の区画からは遺跡がなかなか出てこない…。
スタッフさんは「必ずあるから!」と言ってくれたので、一生懸命さがして、やっと見つかりました。

真ん中に置いた、トナカイのように角が長い動物が3匹描かれた遺跡(ダミー)でした。

※各人に、下記の発掘お道具セットと手袋、発掘用ベストが貸し出されます。遺跡を見つけたら、大中小の刷毛を使って砂を払います。

各人が掘り当てた遺跡(ダミー)を、絵で記録する(描く)ように促されます。まあ、うまく描けたかな(*^^*)

このワークショップは、欧米の博物館などでやってそうな感じを受けました。多分、欧米諸国の有名どころをリサーチしたり、コンサルを受けているんでしょうね。もちろん、面白かったです\(^o^)/

そして、ダダンの街があったところへ移動。
ラミネートされた大きな写真を出して、説明してくれる女性スタッフさん。この方は顔を全く隠していませんでした。

彼女の後ろの方に、ダダン時代の住居などがあったそうで、まだ発掘中です。

もっと奥にはナツメヤシ畑や、山頂が平たい山が続いているのが見えます。平たい山頂って不思議ですよね!この続きは後ほど(笑)。

次は②ジャバル・イクマ。
ダダン王国時代の文字が書かれているそうです。
添乗員さんの説明によると、公文書を保存する図書館のような役割で、この岩壁に重要な事を文字で記録し、残していたのではないか?とのことでした。

写真だと見えづらいですが、真ん中から下の少し黒っぽい岩肌は文字だらけでした。王国の様々な時代に書かれていたようです。

ところで、このジャバル・イクマでは、案内所と遺跡の間に新たな建造物を建ててました。

こちらは出来上がった状態でしょうか?
遺跡を間近に見ながら、のんびり過ごせるラグジュアリー空間を作っているみたいです。サウジアラビアの観光政策の一環だと思います。

山肌を照らす照明器具らしきモノが、暑さ対策なのか、砂と同じような色の布らしきモノで覆われてます。夜になると布をとって、ライトアップするんでしょうか??



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