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いつも、このシーズンになると、泣きたくなる。

何故だか・・・

ランゲの「花の歌」のピアノを聴いて。

「過ぎ去りし日々」を聴いて。

お正月も過ぎ去って、昔は、大きなイベントだったけど、心にポッカリ穴が開いたようで。

寂しくて、やりきれなくなる。

本当は、泣きたいのだけど、欠伸の涙か、涙が、眼球を覆う程度で、声を出して、泣くことも無くなってしまった。

誰にぶつけることもできなくて、モヤモヤが続いている。

自分の立場を考えて、ブレーキをかける。

雑念が消えた、夜中だけ、正気に戻り、ああ、いけないことをしてしまうかもしれないと。

そっと、ブレーキをかける。

ブレーキをかけた瞬間、今日は、涙が溢れてきてしまった。マスクの中で、嗚咽しながら・・。

何か、創作ができれば、いいのだけど、そこまでは、到達していない。

何か、この空白の期間がとても毎年、毎年辛いのだ。

ランゲの「花の歌」を聞くたびに、心は、嗚咽している。


(おわり)

写真は、「雀」の写真をお借りしました。あの頃、雀の絵を描いて、「鳥の目の方向がわからないよ!」と、言われました。ネパール語で、「バンゲラ」と言います。

心の中では、沢のような、涙。心は、閉じてしまいました。

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