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第23回リンクシルzoom読書会報告!

リンクシルの読書会はオープンダイアローグの場!
(ともみは新しい言葉を覚えた!)

お読みいただきありがとうございます!
リンクシル公認書記のともみです!

暑い日が続いておりますが
皆さま読書の進捗はいかがですか?

私はぼちぼち…。
ただ、最近めっきり小説が読めていません!
(調べもののための読書が多くて
趣味の読書に時間を全然使えていない!)

さて、先日の読書会は
夏の暑さに負けない
灼熱な内容だったと思います!

今月も好きな本を持ち寄りました!

参加者は9人だったのに
登場した本は27冊!
(冊数おかしいw)

それでは早速いってみましょう!


紹介者さんは読んでいる最中
桜木さんの別作品
『砂上』の

「書き手が傷付きもしない物語が
読まれたためしはありません」

このフレーズが頭をよぎったそうです。

桜木さんが
傷付きながら
自分の過去と向き合うため
今と向き合うため
読み手に伝えるために
書いてくれたからこそ
今の自分に重たく響いてくる
そう感じられたそうです!

「ママがね、ボケちゃったみたいなんだよ」
という妹からの電話で
物語が始まるそうです。

章ごとに視点が切り替わる
オムニバス形式

中心に描かれるのは
高齢で認知症になってしまったお母さん

お母さん自身の視点は
一切出てこないれけど
周りの人の目線で
どんどんお母さんのことが
語られていくのだそう。

苦悩・甘え・縁を切りたい
偽善っぽい自分が嫌…

色んな気持ちが
細かく細かく
こんなにも書いていいの?
というくらい書かれているらしいです。

読みます!!

ヨモツイクサという
伝説の化け物を退治する
バイオ・ホラーの作品
(バイオ・ホラーってなんぞ?って調べたw)

ヒグマ→大きなクモ→ヨモツイクサ
の順で退治するらしいのですが

なかでもヒグマが人を襲う描写が
とにかくリアルで恐ろしいのだとか…。

ホラーは…苦手なんですけど…
よ、よ、読み…ます…

1964年のSF作品

生物兵器として開発された
新種の細菌兵器
それを積んだ
小型機が吹雪で墜落

ウイルスが全世界に拡散し
人類が全滅の危機になる⁉

SFってあんまり読まないのですが
やはり誰かに紹介してもらうと
気になりますよね!

読みます!

オープンダイアローグ
初めて聞いた言葉でした。

オープンは「開かれた」
ダイアローグは「対話」

この対話は、会話とは少し違い
1人の人が話しきるのを待つ
というルールがあるんだとか

聞く人は聞ききる練習をする

オープンダイアローグは
話しきることで
自分の感情を相手に受け止めてもらえる
そして聞いてもらえたことに
喜びを感じ、癒されるというもの

これが医療の場で使われると
精神病の患者さんが8割減った
事例もあるのだとか!

紹介者さんは
リンクシルの読書会の場が
まさにこのオープンダイアローグだ!
ということを伝えたくて
この本を紹介してくださいました!

言われてみると
1人の人が話しきるまで
みんなが黙って話をきく
というのが自然と行われている場です

そのあと主催の山本さんが
その本に対する感想を
他の参加者さんに振ってくださるんですよねー

言いたいことを途中で遮られたり
話している最中に
別な人に話しを持って行かれてしまったり
そういうことって日常で
まあ行われていますが
その行為自体が
人間にとって相当なストレスなんだろうなと
お話を聞きながら思いました

私も仕事柄
お話を聴くことがとても多いので
意識したいところ!

読みます!

5つの物語が入っている
短篇集(のプレミアムバージョン!)

紹介者さんは素敵な女子高生から
いただいたそうです!

今回はそのなかの
「ハナレイ・ベイ」というお話を
紹介してくださいました。

42ページの短いお話ですが
映画化されています。

主人公はサーファーの息子を亡くした母
その母の人生を描いているのですが…

興味深かったのは

・映画を何度も観に行く
・DVDを2本買う

小説を

・プレミアムバージョン
・単行本
・文庫本

それぞれ4冊ずつ持っているくらい
(保存用・お守り)
この作品が好きな方から
いただいた本だということ。

特別、村上春樹さんが好きな訳ではなく
この作品が好きなんだそう。

美しい作品で好きな女性は多いんだとか。
それだけ惹かれる理由は一体何なのか…。
私も読みました!
(実は数々の村上春樹さんの作品を
この読書会で紹介していただいていますが
今回初めて読みましたw)

確かに美しい!

語呂が良いというか
リズムが良いというか
ことばが美しいというか。

なんてことないお話なんですけど
そこにはそれ以上の奥行きがあるというか…
私の言葉では伝わらないと思うので
気になった方はぜひ読んでみてください!

雑誌に掲載されていたものをまとめて
本にしたもの

京都の伝統文化を守る職人たちのお話

職人さんたちは学歴は無いけれど
ひとつのもの打ち込んでいるということで
言葉にとても重みがあるんだとか。

建築というものは
結局、建築主によって決まってしまう。
いくらお金を積んだところで
その人のレベルにしかならない。
厳しい人がいるからこそ
伝統というのは受け継がれ
職人技も受け継がれていく。

そんなことがよくわかる1冊

読みます!

世界39言語に翻訳されたベストセラー作品

都会育ちの少年と牛飼いの少年
二人の男の友情物語

山を通して主人公の人生が変わる

イタリア文学の最高峰
「ストレーガ賞」も受賞している
素敵な作品だそうです!

読みます!

著者は
バリアフリーの旅行の第一人者
といわれている方だそうです。

旅の作法というのは
旅人の態度や振る舞いが大事だよね!
ということらしく

旅をする側と迎える側は合わせ鏡

また、旅をする側の
覚悟のようなものを学ぶ場が日本には
無いことが問題である!

ということで著者自身がされている
旅行会社には
旅の心得え集があるんだとか!
(おもしろい!)

読みます!


その他、お話の中ででてきた
作品たちはこちら!
(今回は盛り沢山!!!)


















『火星の歩き方』という
全く同じタイトルだけど違う本が
別々の方から紹介されたときは
笑ってしまいました!

そんなことある?ってw

何が起こるかわからない!
それが読書会!



最後に私が紹介した本はこちら

遠回しな表現を操る天才京都人から
NOと言わずにNOを伝える
方法を学びましょう!
というのがこの本の趣旨!

具体的な上手な断り方が
沢山載っていて
とても勉強になりそうな予感!

京都のお友達から
いただいた本なのですが

どういう意図で送られてきたものなのか
しっかり読み込んで
答え合わせしたいと思いますw



今月はついつい
語りすぎてしまいました…笑

というのも皆さん
紹介された本に対する
想いが素敵すぎて

どうしても残しておきたくなってしまった!

こんな感じで毎月楽しく
読書会を行っています!

初参加の方は
毎月2名様まで無料なので
ぜひぜひ気になった方は
一緒にお話しましょう!

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