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50代、人生にピンチがやってきた

はじめまして。私は50代女性です。
23年目の勤務となった会社を休職して2ヶ月が経過しました。
診断は「うつ病」。
一年ほど前から今までにない仕事のミスを時々起こすようになり、診断直前には過敏性腸症候群による激しい下痢と、今日が何月何日なのか、銀行の暗証番号までも分からない状態になり、認知症?それとも大腸がん?と慌てて産業医に相談、心療内科を受診し即休職を告げられたのでした。
50代独身一人暮らし、そして、一人っ子、そして両親は80代……。
近い将来を考えると、うつ病になっている場合じゃないんですけど!!!
やばい、独りだしどうしよう……ただただ絶望感でいっぱいになりました。

診断までの葛藤

「うつ病」って、就業や日常生活が困難で寝込んでしまう病気だと思っていたため、なんとか普段通りの生活をしていた私はこの体調不良はちょっとキツめの更年期障害が来たかな?くらいに考えていました。
昨年3月、最初に婦人科で一連の検査を受けましたが、ゆらぎ期ではあるもののホルモン充填が必要とも言えない状態で、医師に「その不調は環境によるものではないでしょうか」と言われたことが引っかかりました。

そうです。自分でも仕事によるストレスだろうと感じながらも、更年期の症状ですと言ってもらえたら幾分楽になるのではと軽く考えていたのです。
コロナ以降、大量の退職者が出て完全な人手不足の中、手一杯の状況で春を迎え、また重ねて新しい案件がスタート、ドタバタ長時間残業の日々で秋ごろには過敏性腸症候群と診断され、同時に判断力の低下、ミスも顕著に。
これはまずいと思い、近くの心療内科各所に問い合わせるも、いずれも初診は2-3ヶ月待ち当たり前の現実を知り愕然としました。
困った私は産業医に相談、すぐに診てもらえる医院を探し、診察当日に休職が必要との診断を受けました。
職場は前述した通り、一人でも欠けると大変な状況だったにも関わらず、上司はすぐに対策に応じてくださり1週間程の引継ぎで休職に入ることができました。


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