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W杯を通して見えた!ネクストブレイク候補

 アルゼンチン、そして史上最高のサッカープレイヤーことリオネル・メッシ、W杯優勝おめでとう!もう史上最高のサッカープレイヤーと断言しても何も問題無いだろう。バロンドール、ビッグイヤー、そしてワールドカップと、サッカー選手として全ての名誉を手に入れた。35歳となる今大会でもそのキレは衰えず、早くも4年後のワールドカップすら活躍するのではないかという期待すら見えてきた。
 一方でワールドカップの舞台は未だ名の知れない選手にとっては就職活動の場と言っても過言では無い。2014年のワールドカップでは当時コスタリカのベスト8進出に大きく貢献したGKケイラー・ナバスがレアル・マドリ―へステップアップを遂げたように、ワールドカップで名を売り、世界に羽ばたく選手は数知れず。今大会も様々な若手や未だ名の知れない選手が活躍してきた。今回はそんなW杯で見えた期待のホープや、今後ビッグクラブへステップアップするであろう若手選手をピックアップして行こう。

FW:コーディ・ガクポ(オランダ代表)

PSVに所属する23歳のストライカー

 W杯を通じて持ち前の勝負強さを発揮し、何度も決定的な得点でチームに勝利をもたらしてきた23歳の若きストライカー。既にマンチェスター・Uが5000万ユーロ(約72億円)を準備して接触を試みているとのこと。早くも冬の移籍市場でのステップアップも囁かれる。

MF:モイセス・カイセド(エクアドル代表)

ブライトンでの活躍もあり、既にビッグクラブからの争奪戦が始まっている

 既にその名はワールドカップが始まる前から広まっていたが、前評判通りの活躍を見せた21歳のエクアドル代表。リヴァプール、チェルシーに加え、最近ではレアル・マドリードも関心を寄せているとのことだが、ブライトンには売却の意思が無く、評価額も6800万ポンド(約113億)とかなり強気の設定。今後の去就に注目だ。

DF:ヨシュコ・グヴァルディオル(クロアチア代表)

RBライプツィヒに所属する20歳の若きDFリーダー

 メッシにチンチンにされたとは言え、このワールドカップを通じて更にその名を上げた20歳の左利きCB。既にマンチェスター・Cが140億もの大金を用意しているとのこと。

MF:ヴィティーニャ(ポルトガル代表)

今夏4000万ユーロ(約57億)でポルトからPSGへステップアップした22歳

 この選手はW杯を通じてはもちろんのこと、筆者が今年7月のPSGジャパンツアーの観戦に訪れた際に度肝を抜かれた選手だ。小柄だがテクニックや運動量が豊富で、PSGの中盤をまさに支配する現代型のポルトガル代表だ。ベルナルド・シウバやファビオ・ヴィエイラといった小回りの利くザ・ポルトガル人MFといったスター候補だ。ぜひ注目してみて欲しい。

FW:モハメド・クドゥス(ガーナ代表)

我が母国のネクスト・スター

 アヤックスに所属する22歳の若きネクストブレイク候補。細かいタッチで局面を打開する左利きの攻撃的MFだ。レアル・マドリード、ACミラン、ユベントス、リヴァプールといったビッグクラブが関心を寄せる。今冬のステップアップを遂げる可能性も高い。ただ線が細い為、仮にプレミアリーグに来た場合は若干フィジカル面が懸念材料となるか。

MF:ジュード・べリンガム(イングランド代表)

ヘ~~~イ、ジュ――――ド

Hey Jude, don't make it bad~
Take a sad song and make it better~
Remember to let her into your heart~
Then you can start to make it better~

MF:ソフィアン・アムラバト(モロッコ代表)

かつてワトフォードでプレーしたノルディン・アムラバトは実の兄

 プレミアリーグのファンなら耳馴染みの名前ではなかろうか。しかしかつてワトフォードでプレーしたアムラバトは実の兄で、今回紹介するのは弟アムラバトの方だ。モロッコのアフリカ史上初のベスト4進出に大きく貢献した25歳のDMFだ。冬の移籍市場でリヴァプールが熱視線を寄せているとのこと。ぜひアーセナルに来て欲しい。。

MF:エンソ・フェルナンデス(アルゼンチン代表)

W杯のベストヤングプレイヤーに選出された21歳のMF

 豊富な運動量でピッチを所狭しと駆け回り、攻守両面において大きな存在感を放ちアルゼンチンの優勝に貢献した21歳。今夏にアルゼンチンのリーベル・プレートからベンフィカへ移籍したばかりではあるが、既に欧州のビッグクラブが熱視線を送っている。半年や1年でのステップアップも見えてきた。

FW:ディウメルシ・エムボカニ(コンゴ民主共和国)

説明不要の世界最強のストライカー

 我がコンゴ民主共和国の英雄であり、サッカー界の英雄でもある。出場国数が増えることが噂されている次回のワールドカップで、ついにそのベールが解き放たれる時が来るか。


文/No.⑦

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