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『おべみに続き、うたプリも女性キャラ関係で炎上した』ことから考えるリスクマネージメントについて

ファンも会社も作者も悲しいことにならないために、
今後乙女ゲームアプリ運営になる母体に向けての
素人目線によるリスクマネージメントを
つらつら書いてみようかなと\(^o^)/

特にリスクマネージメントを学んだわけではありません(笑
ちゃんとしたリスクマネージメントが知りたい人は読んでも
得るものがない可能性があるのでご注意を(`・ω・´)ゞ
なんとなく思いつくことを書いてみました\(^o^)/

①そもそも乙女ゲームに女性を混ぜない!混ぜるなら最初から書いておく!
乙女ゲームをしてて女性キャラがサプライズ参入して喜ばれることは絶対ないので。

そもそも乙女ゲームの認識が男性キャラとの恋愛を楽しみたい層が大多数の顧客を占めるので、いきなりターゲット層を増やすのは乙女ゲームの場合は特にやめておいた方が良い。

既存のアプリのままターゲット層が増えるからお得だよね!とか考えるのはとてもまずい。そう考えて潰れていったアプリが一体どれくらいあるだろうか。素人の私がわかるくらいのマーケティングの基本かなぁと。

②既存乙女ゲームを連想させるような世界観・設定にしない。それぐらい乙女ゲームの顧客は女性キャラに敏感なことを理解し、細心の注意を払うことが大事。

③一度女性キャラ関係で炎上してしまうと、お気持ち表明しかできない。それで鎮火できると思わない方が良い。いかに炎上しないかにポイントを置いておかないといけない。
・水面下で進行しているストーリーを変えることはできないし
・つけた名前や世界観も変えることはできないから。

商標登録とか、アプリ内表記とかすでに終わっているだろうし。後戻りできない所まで製作が終わっての発表だろうしね。
そうそう世に出された発表を撤回することは稀だしね。
そこにたどり着くまでにどれだけの人が、どれだけ協議を重ねて、どんなに時間をかけたかって話になってくると思う。

もしその決定を覆せるとしたら、トップだけだろうし。
その責任を統べて負うから女性キャラを出すの止めます!世界観・設定すべて変えます!って変えれるのは、よっぽど大きい企業の権力と地位がある有能なトップだろうけど。
有能なトップだったらそもそもこの案が上がってきた時点で既に手を加えてるだろうなって思う。

④ファンが求めていることは大体以下に当てはまる
・女性キャラを今後どうするか。
→そもそも出すことが決まっていての発表なので、削除することが限りなく不可能なので、言葉を濁すことしかできない

・トップ層によるアプリの私物化
→そもそもトップ層なので、だいたいその人たちが決めたよう進んでいくから、是正するのが難しい。なので、逆なでしないように言葉を選んで気持ち表明しかできない。

⑤熱心なファン程、怒りや悲しみは深い。それを言葉にするのもその作品が好きだから。会社に期待しているから。
→その期待は女性キャラを投入しない、キャラを大切にする、既存アプリを大切にしていたら起こらない事象だから。それが欠けているから、もしくは欠けているように見えるからファンが我慢できなくなる。それをいかに解決していくかがリスクマネージメントに繋がると思う。

そんなファンはいらないなぁと思う運営はリスクマネージメントがヤバい。
私のように怒らないファンは、そのアプリに課金する程の執着がない。方向性違うなぁ離れよう、としか思わない。そんなファン層が多いアプリはどの道続かない。

おべみもうた☆プリもキャラやストーリーはとってもいいので、女性キャラを入れなかったら末永く幸せに続いた作品だと思うだけに残念だなぁと思っています;つД`)

うた☆プリの原作者さんの言葉は小説を書く私からするとわからないでもない。そのキャラが生まれた時の設定ってなかなか変えれるものじゃない。思い入れが強いのもわかる。

でももしこれが地位も権力もない普通のクリエーターさんだったら、さくっと変えられて世に出される案件だと思う。
うた☆プリの原作者さんだから、許されたんだろうなと。

炎上しそうだよね。変えようね。ってどこかでなってたはず。
多分今回の件も、社内の誰かが絶対危惧してたはず。
で、今はきっと、やっぱりそうなっちゃった…って思ってると思う。
その意見が出てこない会社はどのみちこうなってたかな。

つまるところ、その会社の体制の風通しが悪い、トップ層の発言権が強い、そのトップや会社にリスクマネージメントを担当する人が居ない・付いていない。トップ自体が自分のことしか考えていない、ことが考えられるかな。

でもホントに、三方良しで末永く続いてほしいと思うから、
これから乙女ゲームをつくる会社さんは、
リスクマネージメントをお願いしたいなと思うと同時に
トップ層の人にリスクマネージメントに長けた人がいてくれることを
願うばかりです(*´▽`*)

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