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斧澤隼輝選手(現、ギラヴァンツ北九州)のセレッソ在籍時の思い出を語ってみた件。

セレッソ大阪U23の思い出を書くnote、
今回は斧澤隼輝選手(以下、としきくん)の
高校3年生(セレッソU18所属)の時から、
トップチームへと昇格後の3年間の、計4年間について印象に残っている話をしようと思います。

選手をも認めるサポーターからの人気が
高かったとしきくん。
※セレッソのオフィシャルマガジンTwelfthの
vo.139の中で茂木秀選手(現、FC町田ゼルビア)がU23の中で一番としきくんのファンが多いと話しています。


2020年シーズンから、ギラヴァンツ北九州へ完全移籍となりました。

残念ながら先日の2021年シーズン開幕戦ではベンチ外でしたが、    
いつか来るチャンスに期待して待っていたいです。




それでは振り返っていきます。






2016年、2種登録としてJ3で28試合に出場


セレッソ大阪U23がJ3に参入したこの年、
高校3年生の時から2種登録としてJ3の試合に28試合出場しています。
そのうち20試合が先発でした。

セレッソ大阪U23の記念すべき1試合目も先発で出場しています。
試合後の挨拶の動画がこちら↓

列の最後の方にベンチコートを着ているのがとしきくんです。

まだ線も細く、大人相手に当たり負けしていた印象があります。

トップ昇格が内定した後のこと、
舞洲(セレッソの練習場)で道具を片付けていたとしきくんとすれ違うことがありました。
思わず、
「トップ昇格おめでとうございます。」と
声をかけました。

すると、その場で立ち止まり真っ直ぐこちらを見て、
「ありがとうございます。」と返してくれました。
 
一言だけのやり取りですが、としきくんの真面目な人柄が十分に伝わってきました。





2017年、ルヴァンカップ準決勝第2戦の決定機




2017年、としきくんはU21枠としてルヴァンカップに出場しています。
(大会ルールにより21歳以下の選手を1名以上先発に含めることが義務づけられていました。)


中でも忘れられないのが10月8日、吹田での
準決勝第2戦です。

決勝に進めるかどうかの大事な一戦。
この試合もスタメンで出場します。

としきくんに決定機が2回はありました。
後半のセレッソのゴール裏、目の前でのことでした。

シュートを放つものの、ゴールわずか左に外れるのです。
地面をたたき悔しがるその姿は今でも鮮明に覚えています。

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セレッソはアディショナルタイムで追加点を決め、その後今大会で優勝します。

その喜びと共に、としきくんの悔しがる姿も忘れることはないと思います。



2019年天皇杯登録メンバー入りならず

2017年、 J3リーグ32試合中、27試合出場(先発26試合)
2018年、 J3リーグ32試合中、31試合出場(先発31試合)


U23の中心メンバーとしてJ3で経験を積んできたとしきくんですが、2019年5月に発表された、天皇杯の登録メンバーに入ることができませんでした。

若手にチャンスがまわってくるであろう天皇杯。
同じJ3を中心に試合に出ている選手の中には
登録メンバー入りした選手もいました。

登録メンバー発表から数日後、としきくんと山根永遠選手(現、水戸ホーリーホック)が2人でランニングをしている姿がとしきくんのインスタグラムに投稿されました。
(永遠くんも天皇杯登録メンバー入りならず。)


天皇杯登録メンバーのことなどは一切書かれていませんが、やり切れない悔しさと、それでも前を向こうとする気持ちが伝わってきて、やるせない思いでいっぱいになりました。


それから約1ヶ月後のホーム相模原戦。
セレッソ大阪U23は3連敗中でした。

そんな中、
としきくんが2得点、
永遠くんが1得点。
またこの得点は互いにアシストをし合うという結果となりチームは3-0で、4試合ぶりに勝利を飾ります。

2人の活躍が嬉しくてたまりませんでした。
この頑張りが報われてほしい!心からそう思った試合でした。






J3リーグ最年少100試合出場達成


2019年6月30日アウェイ福島戦、
J3リーグにて最年少で100試合出場を達成します。

試合後にサポーターからお祝いを受け取るとしきくんです。

わたしも現地にいたものの、最後の15分を見ずにスタジアムを後にしました。
セレッソの公式が試合時間を間違えて1時間早く出しており、その時間で飛行機を手配していたため、帰りの飛行機の時間に間に合わなくなってしまったのです。

なのでこのお祝いの輪に加われず…。

何かできないかと思い、100試合記念にサポーターからの寄せ書きの色紙を渡すことにしました。

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舞洲にて本人に渡した時のことです。
色紙に目を通したとしきくんが、

「名前書いてない人おるやん、誰が誰かわからんやん!」

と、言うのです。

サポーターからの寄せ書きなので、誰が誰かわからなくて当たり前だと思っていたわたしの頭の中は『?』が飛び交いました。

周りには色紙に寄せ書きしてくれたサポーターが何人かいたので口々に、
「これ私です!」と色紙の中を指をさして、としきくんに自己申告しました。(笑)

わたしもわかる限り、
これが旗振ってる子で、
これが太鼓の子で、
これはとしきくんのゲーフラを持ってる人で〜と、説明しました。(笑)

きっと何人かは顔が一致するのかと思いますが、寄せ書きしたサポーターを特定しようとする(めちゃめちゃいい意味で!)としきくんに、驚きつつもサポーターとしてとても嬉しかったです。



終わりに


2019年をもって、としきくんはセレッソを離れることになりましたが、セレッソサポーターはこれからも応援し続けることと思います。


としきくんが所属チームで活躍できること、
これからもケガなく選手生活が送れること、

そして常にひたむきな姿でセレッソの選手として戦ってくれたことへの感謝の気持ちを込めて今回の振り返りを終わります。



読んでいただきありがとうございました。
もし情報が間違っていたら教えて下さい!






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