東京五輪が開幕する。

開催に至る日々の中で、次から次へと、たくさんの人が退場した。

不祥事が連日発覚する中で、SNSには、不思議な熱気が渦巻いているようにも感じられる。大量の石が、投げられ続けている。

そんな中でも、爆笑問題の太田さんはやはり変わらず、アイツだけが異常者ではなくて、アイツとおれは、地続きなんだ、と言っていた。

人が人を裁いたらダメなんだ。無法地帯になってしまう。

人を裁くのは、法であり、司法であるべきなんだ。

そして裁きとは、厳然たる「事実」に立脚しなければダメなんだ。

1時間半近く、何度も何度も話していた。

今回の一連の事象を通じて、自分の心の中を、しっかり覗き続けないと、と思った。

もう１点。

今回、意思決定に携わっている人たちのありように異議を唱え、よりよい社会を希求するなら、消極的であっても、現状を肯定したらダメだ。

マジで、選挙、行き続けるぞ、と思った。

今日の20時から開会式。

人生をかけてスポーツに打ち込んできた人たちの、一世一代の晴れ舞台がはじまる。

無観客でどんな感じがいまだ分からぬが、アスリートの真剣勝負は、夢中で応援したいぞ。

いわくつきすぎの五輪、夢中になっていいんだっけ？みたいな躊躇にはそっぽを向いて、応援するぞ。

けど、忘れぬぞ。

あの人たちが言っていた言葉は。