井上朝雄

のびやかな社会の一助になるべく、リディラバという会社で、社会課題×事業創造にチャレンジ…

井上朝雄

のびやかな社会の一助になるべく、リディラバという会社で、社会課題×事業創造にチャレンジしてます。本名:井上朝雄(ともお)。フラットな子育てを心がけた結果、子どもからはティーモと呼ばれるに至りました。88年生/福岡県出身/東京大学/文藝春秋(週刊文春)/建設業/リディラバ/二児の父

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  • 井上ティーモの『人生七転び八起き』

最近の記事

備忘録

2018年4月にリディラバに来て、丸5年が経ちました。この4月から6年目がスタートします。本当にありがたさしかない環境の中で、たくさんの経験と、たくさんの出会いをもらいました。 リディラバへの入社を検討していたとき、社会課題という考えても考えても考え尽くすことがないフィールドと、具体的な社会変革を目指す事業展開に、ここだ、と思って、入社の日を迎えました。 もっともっと、チャレンジを重ねていきたい。芯からそう思ってます。 何者でもない自分を大切にせねばと思う日々です。保身から距

    • 紅茶と服との遭遇、お金を食む我

      昨日、高円寺の二つのお店で買い物をした。 一つのお店は、紅茶専門店のジークレフ。大好きな銭湯・小杉湯に向かう途中にあるお店。 お店に入ったら、「今日はどんなお茶をお探しですか?」と話しかけられた。いや、全く嗜んだりしないんですけど、ちょっと寄ってみました、と答えた。 アールグレイやダージリンという種類があるのは知ってるけど、風味の違いもよくわからないし、産地を意識して飲んだこともない。これまで何度も紅茶を飲んだことがあるけど、一度も、紅茶のことを考えたことはない。 そ

      • 全裸監督を見た。泣いた。唸った。

        (※若干ネタバレあります) 全裸監督を見た。 見るまでは、村西とおるというキワモノAV監督の、イロモノドラマ、スケベドラマ、といったイメージだった。 全く、違った。 人間の性(さが)を描き切った、群像劇だった。 人間の持つ、素晴らしさも、どうしようもなさも、下劣さも、全部がつまった、奇跡のような作品だった。 見る前と後で、ずいぶんイメージが変わった。 自分のように、この作品のことを「イロモノ」と感じている人もいるのではないかと思って、作品の素晴らしさ

        • 謙人・7歳

          本日、長男の謙人が7歳になりました。 いやぁ、7歳。 生まれてから7年間。 ここまで大きくなるのに、7年間かかったのね。 この4月からは小学生になりました。 幼稚園までは家から若干離れた、祖父母の家の近くの幼稚園に通っていたので、小学校に入学した時は誰も友達がいなくて、猛烈に、強靭に「行きたくない!!!!!」と号泣した日もありました。確か、入学式の翌日。 それでも、子どもっていうのは、友達さえできちゃえば、あとはオールOKみたいなところがあるみたいで、いまは、友達

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        • 井上ティーモの『人生七転び八起き』
          12本

        記事

          東京五輪ご開幕。

          東京五輪が開幕する。 開催に至る日々の中で、次から次へと、たくさんの人が退場した。 不祥事が連日発覚する中で、SNSには、不思議な熱気が渦巻いているようにも感じられる。大量の石が、投げられ続けている。 そんな中でも、爆笑問題の太田さんはやはり変わらず、アイツだけが異常者ではなくて、アイツとおれは、地続きなんだ、と言っていた。 人が人を裁いたらダメなんだ。無法地帯になってしまう。 人を裁くのは、法であり、司法であるべきなんだ。 そして裁きとは、厳然たる「事実」に立脚

          東京五輪ご開幕。

          10年の今の雑感

          自分が今考えていること、感じていることを備忘録的に。あの頃何を考えていたのかって、意外に思い出せないものだから。 社会人になって10年。10年かぁ。 事業家になりたいと最近は思っている。起業家ではなくて、事業家。事業を作れる人になりたい。 自分一人ではなくて、尊敬できるメンバーと、役割分担をしながら、それぞれが得意を発揮して、事業を創る。事業を通じて、笑っている人が増えたら嬉しい。生活にハリがある人が増えたら嬉しい。ひとりで辛さやしんどさを抱え込んでいる人が、その苦しさ

          10年の今の雑感

          ふたりの誕生日。

          2月12日は律、2歳の誕生日でした。 すくすく育ってくれてなにより。謙人は電車LOVEですが、律はトミカLOVE。車が本当に好きで、「はたらくくるま」のyoutubeに乗せて、くるまの名前を歌い上げることにはまってます。同じ男の子でも、謙人とは全然違って、本当おもしろい。 「すいましぇ~ん」「ばいばいき~ん」「いま、たのしいぃ」「おはよございま~しゅ」 律の言葉に、微笑まざるを得ない毎日です。感謝。 2月20日は清水さんの誕生日でした。2018年の「未来の教室」の芸術

          ふたりの誕生日。

          小説「パチンコ」

          パチンコ。在日コリアン、4世代の家族の物語。 日韓併合後の朝鮮半島で物語は始まり、1989年の日本で物語は終わる。 なんでこんなにも、作中の登場人物たちの息遣いが伝わってくるのか。 表現は簡潔で、ことさらな内面の描写などもない。多くの人が「在日コリアン」としての困難を生き、「希望」と巡り会えたのに、死んでいく。頼むから、頼むから報われてよ、と思うのに、容赦なく死んでいく。 「パチンコ」では差別と家族が描かれている。血のつながっている家族もいれば、血のつながっていない家族も出

          小説「パチンコ」

          2021年ことはじめ。タモリとアイガーと、すきやばし二郎。

          去年のお正月を思い返すと、ずいぶん遠いところに来たなぁと思う。 東京オリンピックはどうなるだろうね!? トカ いい家見つかるかなぁ トカ 事業開発ユニットいよいよスタートだな トカ 仕事でもプライベートでも、今とはずいぶん違う状況があった。 それから1年。コロナは勃発するし、大みそかの東京での感染者数はついに1,000名を超えて、コロナの第三波はいよいよのっぴきならないことになっている。 それでも、日々は流れていくし、2021年が開けた。始まった。 年末

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          駄文of駄文

          週に一度は更新するぞ、と決めてやってきた本日4週目。ついに更新に特化した投稿となる日がやってきたしまったようだ。 現場からは以上です。

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          ストレスマネジメントを身に付ける。【書評:ケアする人も楽になる 認知行動療法入門BOOK1】

          「井上さんは最近、仕事楽しいですか」 今週火曜日、プロボノで仕事をサポートしてもらっている方とランチした帰り道、ふと、聞かれた。 「楽しいですか?」「たの・しい・・?」「たの・・しい・・・のか?」としばし逡巡した後、 「・・・・・タフですねぇ」という言葉が出てきた。今の仕事は、楽しいとはちょっと違う。やりがいはあるけど、目の前のひとつひとつの仕事、役割を全うすることにだいぶ必死で、楽しいとは言い難い・・・気がした。 「楽しいとは違って、いま、結構タフな状況にあると認識

          ストレスマネジメントを身に付ける。【書評:ケアする人も楽になる 認知行動療法入門BOOK1】

          セルフコンパッション、大事よねぇ本当。

          この1週間は仕事に打込んだなぁ。 事業のこと、チームのこと、会社のこと。いろんなテーマを、色んな粒度で考えようとすると、ついつい手が止まりがちになって、モヤモヤ考えたのに進捗がないと、さらに焦って、手が止まる。そんな悪循環に対して、以下のnoteはとても参考になるなと思いました。 ストレスを感じている時は、問題を大きく難しく捉えがちです。その時に、ここで整理されているように、やさしく、身近で、手をつけやすいものから対処していくのは、ストレスをうまく処理するためのコツです。

          セルフコンパッション、大事よねぇ本当。

          利益率の雄・オービックに学ぶ【儲かる事業の作り方】

          僕は今、リディラバ事業開発チームで働いているのですが、昨日は採用活動の一環として、ミートアップを開催しました。 当たり前のことなのですが、採用活動をしているのは、チームメンバーを募集しているからで、チームメンバーを募集しているのは、より大きなチームになって、今よりも、もっと多くのプロジェクトをして、もっと多くの価値を社会に届けたいと思っているからです。 ただ、メンバーを増やして、社会インパクトだけを追求してればいいのか、と言われると、そうは考えていなくて、 ・社会への貢

          利益率の雄・オービックに学ぶ【儲かる事業の作り方】

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          方南町だより #1

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          カレー屋ヒゲめがねを勝手に応援するの巻

          ヨスケさんと出会ったのは、2018年の経産省「未来の教室」プログラムでした。パソナさんやパソナ東北創生さんとご一緒した事業で、参加者の皆さんと一緒に岩手県釜石を訪問し、現地フィールドワークを通して、釜石に暮らすいろんな事業者の人の働き方、生き方に触れました。 ヨスケさん、その時はハウス食品の人だったんですが、今は、カレー屋ヒゲめがねのご主人です。長野県佐久穂町にお店はあります。 昨日、ひさしぶりに飲んだのですが、とても嬉しくなったので、ダラダラ撮ってみました。 4月のお

          カレー屋ヒゲめがねを勝手に応援するの巻

          寒々しい社会は嫌じゃない?

          昨日、Facebookに上記の投稿をしまして、リディラバの傍ら、『井上ティーモの人生、七転び八起き』という個人プロジェクトもやってくぞぉ、という気持ちになっております。趣味って今まで一個も思いつかなかったんだけど、このプロジェクトが自分にとって、末永くお付き合いできる趣味、ひいてはライフワークになればいいなと希望的観測も抱いております。私は、三日坊主の権化なのです。 で、なんでそもそも、こんな取組みを始めようと思ったのか、を書いておくと、まず身も蓋もないこととして、

          寒々しい社会は嫌じゃない?