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【イベントレポート(後編)】~がんになっても誰もが自分らしく働ける社会を目指して~「がんとともに働く」ために大切なこと

働きながら治療をする病気へと変化してきているがん。

予期せぬライフイベントに直面することで、人は仕事と治療(療養)の両立についてどのような悩みや不安を抱えているのでしょうか?

前回に続いて、一般社団法人がんと働く応援団 理事の廣田さんをお招きし、「がんとともに働く」をテーマに開催しましたイベントの後編をレポートいたします。(前編はこちら

後編では、がんサバイバーでもありTomopiia(トモピィア)の対話体験者でもあるゲストKenさんも交え、Tomopiiaの十枝内、がんと働く応援団の廣田理事のクロストークの模様をお伝えいたします。三者それぞれの視点から、「わたしと仕事」をテーマに自分らしく仕事とがんに向きあうためのエッセンスやエピソードをご紹介しました。参加頂いた皆さんからも、たくさんのメッセージやコメントを頂き、大いに盛り上がりました。多くの方にとっての「わたしとしごと」がそれだけ大切で、それぞれの想いがあること、そこでの対話の必要性を改めて感じる内容だったとおもいます。

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※全編を動画で見たい方はこちらからご視聴ください。盛り上がりを見せたイベント後半の雰囲気もぜひ感じて頂ければ幸いです!

【クロストーク】がん患者さんのゲストを招いて

テーマは『わたしとしごと』。
Kenさんより「がん」と診断をされてからの実体験をもとに、①治療方針が決まった時期 ②治療中・治療後の復職時期 ③再就職を考える時期、それぞれの時期で、実際に感じたことや、その時の想い、気づいたことなどを詳しく話して頂きました。
Kenさんのお話やクロストークにイベントに参加頂いた皆さまからもたくさんのコメントを頂いています。


ゲストプロフィール:

名前:Ken
年齢:62歳(2023年9月時点)
家族構成:妻との2人暮らし
2022年2月にお腹の痛みを感じて病院へ。大腸のS字結腸、ステージ4に近い状態のがんと診断されすぐに腸閉塞を解消する治療を施した後、腫瘍の摘出術を施行。その後8クールの抗がん剤治療を受けられる。現在は定期的に検査を受けながら仕事に復帰している。

「まさか自分が。。。」「がんショック」の時期

十枝内:最初のテーマは「診断されたばかりの時期の私と仕事」です。さきほど廣田さんから「がんショック」という言葉がありましたね。Kenさんにお伺いしたいのですが、病院で腸閉塞と診断されたのちに、ステージ4のがんだと宣告された、その時の率直なお気持ちはどのようなものでしたでしょうか?

Ken:とてもショックでしたね。私は両親をすでにがんで亡くした経験がありまして、自分自身では気を付けていたつもりなんですね。便に血が混じってないかなどは見るようにしていて。なのでまさか自分ががんになるとは思っていなかったんです。

その時に真っ先に頭の中をよぎったのは妻のことです。妻との二人暮らしでしたので、心配というか、気がかりでした。その次に治療費や生活費のことですね。
最初のうちは本当に色々なことが頭の中をぐるぐる回って、仕事に復帰できないんじゃないかとか色々なことを考えました。

十枝内:診断されたばかりの時期は、お仕事のことだけじゃなく、色々な不安が一気に押し寄せる時期です。廣田さんが理事を務める「がんと働く応援団」には、治療方針が決まっていない診断初期の方のご相談も多く寄せられるのでしょうか?

廣田:色々なことが頭の中を巡って、パニックになっている時に私たちのところへご相談に来られるケース、実はそう多くないんです。
Kenさんのお話にあったように、お仕事や収入、これからのことに対してモヤモヤした気持ちを募らせてしまっている方こそ、少しでも早い段階からご相談をいただければと思いながら聞かせていただきました。

十枝内:がんショックの状態で情報を集めることは難しいですよね。私の知人もインターネットで色々と調べてみたものの、相談先を含め、自分が必要としているところへはうまくつながることができなかったと話してくれたことがありました。
診断されたばかりの時期にこそ、私たちのようなサービスの存在を見つけてもらいたいと思うのですが、まだまだ見つけてもらうのが難しいようです。まずは知っていただけるようにすること、が私たち共通の課題であるように思っています。

副作用に悩まされるも、相談できる場所が心の救いに

十枝内:次のテーマは「治療方針が決まった時期の私と仕事」です。Kenさんは、お仕事を休職されるというご判断をされたと聞いています。治療方法が決まってから、どのような気持ちで休職をご決断されたのか。休職するまでの経緯や、休職されていた期間について、教えていただけたらと思います。

Ken:私の場合は最初に腸閉塞の解消から始まって、その後に一時退院をして、2週間後にまた再入院して手術をしたような流れでした。
当然すぐには仕事に復帰できません。まず抗がん剤治療が始まり、副作用の倦怠感と吐き気、しびれに悩まされるようになりました。この時は仕事のことは考えられない状況でした。

十枝内:副作用でよく言われる「しびれ」については、先生から事前に「しびれがありますよ」と知らされていても、実際に体験してみると思っていたものと全然違うということもありますよね。

Ken:本当にその通りだと思います。細かいところだと、スプーンやフォークなどの金属が触れないんですね。ドアノブの金属部分に手が当たっただけでもしびれてしまう。
そこで妻が、すべてのドアノブの金属部分を布で包んでくれました。

その頃は副作用に悩まされて、精神的にもちょっと大変だったんですよね。お味噌汁の出汁の匂いやご飯の炊き立ての匂いにも「うっ」となってしまって。

十枝内:とてもじゃないですが、仕事のことまでは頭が回りませんよね……。

Ken:その時期にTomopiiaさんに出逢い、担当の看護師さんに色々とご相談させていただきました。最初の頃は抗がん剤の副作用のことや治療に関する不安について、色々とお話を聞いてもらいました。
そのおかげもあって、だんだん精神的にも少しラクになれたように思います。そのころから、前から興味があった墨で絵を描いたりすることにチャレンジしてみたり、徐々に自分から動くようになった気がします。

十枝内:その時期は通院されるのも、副作用がある中で大変だったと思います。

Ken:当時は通院のときは、病院で5時間ほど点滴で抗がん剤を打っていました。辛かったのですが、病院からの帰り道に車で職場に寄るようになったのもその頃です。職場の皆さんから「仕事のことは心配しなくていいから」「治療して元気になって戻ってきてくれればいいから」といつも温かい言葉をかけてもらっていました。そのあたりから、復帰を目指そうという気持ちになったと思います。

十枝内:抗がん剤治療の間は、思っていた以上に大変だと感じたこともあったと思います。「吐き気ってこんなに辛いんだな」とか「もっと早くに職場に戻るつもりだった」など、実際に想像されていたこととの違いなど、ギャップみたいなものはありましたか?

Ken:ありますね。倦怠感や吐き気などは、抗がん剤治療を進めていくとだんだん薄らいできたんですが、逆に手足のしびれは強くなったり、足の裏の皮が全部はがれてしまったり、歩くのも大変で、杖が必要な状態でした。しびれに関しては今もちょっと残っているんですね。しびれが抗がん剤の副作用の中で一番つらいものでしたね。

十枝内:しびれの副作用の辛さについては、Tomopiiaの対話の中でも皆さんおっしゃられます。決定的な「これがいい」というお薬がすぐ見つかるわけでもなく、いつまでこのしびれは続くんだろうって、Kenさんの不安も大きかったと思います。そんな状況が続く中で、実際に休職期間はどれくらい取られたのでしょうか?

Ken:2022年2月に入院して、完全に職場復帰したのは2023年のゴールデンウィークを目前に控えた頃でした。年内には復帰したかったのですが、とにかく手足のしびれに悩まされていたので、すぐには難しい状況で当初の想定とは違っていましたね。

十枝内:Kenさんのように就業状況によっては休暇を取れる方もいらっしゃいますが、休職という形が取れない方もいらっしゃいます。継続して働くことを選ばれた方もおられるかと思います。この時期はどのような相談が多いのでしょうか?

廣田:本当に色々なケースが多くて、しかも個別性があります。その方の体調やご状況、お仕事の内容などで、様々な相談が寄せられるのですが、この時期に治療方針が見えてくると、この先がぐっと現実的に見えてくるようになります。副作用が実際に出てくると今できないことが、なんだかずっと続くような気がしてしまう、もともとやっていた仕事と今自分ができないことを比べて落ち込んでしまって、相談にいらっしゃる方が多いように思います。

十枝内:ここで多くの方から色々なご意見が来ていますので、ご紹介させてください。

「私はウィッグを使用していましたが、仕事の性質上動くことも多いので、外れる可能性もあって髪の毛が無いのを見られたくないので、私の場合はお仕事を辞めて良かったです」

「Kenさんと同じ大腸がんでどれも共感できました。ただ、後遺症は人によって個人差があるのだなと思いました。私の場合はしびれはなくて排便障害が大変でした。」

十枝内:その方の体の状況や職場によって、色々な悩みがあるのだと思います。私たちの間でもよく話をするのですが、100人いらしたら100通りの悩みがあるのだな、と今日お話しを伺いながら改めて思いました。

「私は仕事を続けながら抗がん剤、手術、放射線治療を受けました。その後は在宅勤務をさせていただき、治療と仕事を両立させることができたのは、職場の理解があったおかげだと思います」

「復職して半年になります。上司や管理者は復職を勧めてくれましたが、マンパワーが弱い職場なので居づらいです。」

「休職にして治療に専念するのか、仕事をしながら治療を続けるのか、迷っていた時にネットを検索して、がんと働く応援団とTomopiiaに出会いました。」

「病院のがん相談室などにも行っていたのですが、Tomopiiaやがんと働く応援団に出会えていたら、もっと気持ちが救われた気がします。」

廣田:職場によっても人それぞれです。大事なのはその方がどんなことで辛いと感じているか、どんな状況かを口に出せることだと思います。そういった時に私たちの場にいらして、口に出して一緒に荷物を分け合うようにお話できたら嬉しいです。

十枝内:これからでも私たちが色々とお手伝いできることもあると思いますので、ぜひ、Tomopiia・がんと働く応援団の扉を叩いて頂ければと思います。全身で受け止めますのでよろしくお願いいたします。

心と身体の変化を受け止めながら、少しずつ復職へ

十枝内:ここからは「治療中・治療後の復職時期の私と仕事」がテーマです。復帰して、ここが一番しんどかった、ということはありましたか?

Ken:たまたま私は恵まれていて、復職した時も職場のみんなが温かく迎え入れてくれました。ただ後で聴いた話なんですが、通院していた時の私が顔もやつれて杖ついて歩くのも難しい状態だったのを見て「もしかしたら仕事に復帰するのは無理なんじゃないか……」という声も実際はあったそうです。復職当初は「大丈夫ですか」と声をかけてくれていたんですが、今では発病前と変わらない感覚で接してくれている様子で(実際嬉しい悲鳴なんですけど)、まだしびれとかも残っている中で、発病前と変わらない感じで仕事を振ってくれるのが、ちょっと辛いこともあったりします。

十枝内:ここでKenさんにこんな質問が来ています。「職場復帰されたときに周囲の方々から支えられているな、と感じられた声掛けはありましたか?」

Ken:職場のみなさんに「おかえり」と言って迎え入れてもらえました。逆に、がんのことや治療のことに一切触れないでくれました。病気のことで職場で気を使われると仕事をしづらくなりますので、かえって良い形で復帰できたと思います。

十枝内:改めて病気のことで声をかけられることよりも、以前と変わらずに接してくれる、というのが一つの支えになるのかもしれませんね。廣田さんのほうで、治療中・治療後の復職の時期の判断などで助言されることははありましたか?

廣田:これについても色々なケースがありましたが、ご自身が以前と同じ100%で戻ろう、100%で同じようにやらなくては、という気持ちと自分の体調とのジレンマを感じたり不安を募らせる方が多いようです。人の体は徐々に良くなっていくもので、急に元に戻ったりするケースはあまりないですよね。徐々変化していく自分の心と体に無理の無いように接するようにするようにアドバイスしています。

アピアランスについても相談が多いです。復職のタイミングで悩む方が多く、職場の状況によって、人目につきやすい職場、大人数の職場、着替えなどが必要な仕事など状況によって悩みが色々あります。周りの方との向き合い方や職場の理解の求め方、その人自身にとって何が心配で何が嫌いか何が安心かなど、その人に合わせて向き合う助言をしています。

十枝内:これまでのキャリアを生かしたいのに病気をきっかけに部署を変わってしまった、キャリアをあきらめてしまったといったケースは多いですか?

廣田:お仕事を続けるのが難しいという判断、仕事を続けているけれど違う仕事に変わったケースなど様々なケースがあります。ご本人の納得感、意味づけ、今の自分がこれからの新しい部署や新しい仕事にご自身で向き合っていけるか等々、これらがご自身の中で整理ができていないときに、苦しんでおられるように思います。この状況にどのように向き合うか、その先、その先の先の希望や目標をおいて目指していくことは何か、などお話しながらひとつづず考えていくことで、視界が開けていく方が多いと思います。

十枝内:共通しているのは誰かに伝えるために気持ちを整理すること、何を大事にしているかを声に出したり、書き出したりすることで、より明確になってくるということなのだな、と思います。

大切なことは、気持ちよく働くための情報共有

十枝内:最後のテーマは「再就職を考える時期の私と仕事」です。Kenさんの場合は休職という形でしたが、今回病気をしてみて、どういうことを職場が理解していてくれれば、がんになっても働きやすい・戻りやすいと考えていますか?

Ken:私の勤務先は大企業というわけではなく、従業員数も100人未満の規模だったので比較的復帰しやすかったのかなと思います。ただ職場を離れている間に大きな社会変化があって世界が変わってきている様子をみて、職場復帰ではなく社会に貢献できるような活動に挑戦してみようかと思ったこともありました。結局は職場の理解もあったので職場に戻ることを選択しました。

ただ、今回の経験を経て、高齢化が進んでいる今の状況から、職場だけでなく、社会全体の仕組みとして、国としてもっと突き詰めて考えて、企業に対する復職者支援の援助をする仕組みなどを考えていくことが、より必要になってくるんじゃないかと思いました。
話が大きくなりましたが、中小企業で100%すべての人を復職可能とするのは難しいところもあるように感じます。国が支援することですべての人が病気と闘いながらも仕事を続けられるような仕組みがあれば良くなっていくと思います。

十枝内:お仕事はやりがいや生きがいに繋がることはもちろんですが、仕事は生活の基盤でもあります。子育て世代の方であったり、それ以外でも出費が色々とかさむ中で収入が絶たれてしまうことは大きな不安につながると思うんです。
廣田さん。再就職に関することで相談されることもあると思いますが、どのような状況なんでしょうか?

廣田:一度お仕事をやめられてもう一度職業に就かれるということで、がんになったことで就業観が変わることも多いです。何を大切にして働きたいのか? という部分からお話を聞かせてもらうようにしています。
お考えを深掘りさせていただきながら、どんなお仕事にしようかなと考える機会になるようお手伝いさせてもらっています。

ほかにも、「再就職先にがんについてどの程度までお話すればと良いでしょうか?」という相談もございます。これも本人の考え方によって変わるのですが、大切なことは「どんなお仕事をするために、どんなことを伝えておけばお互いに気持ちよくコミュニケーションをしながらお仕事ができるのか」という視点を持つことで、職場との対話の「作戦」を一緒に考えましょうとお話したりしています。何を伝えていったら良いか一つ一つ一緒に考えていっています。

廣田:先ほどのKenさんのお話で素晴らしいと思ったのは、職場の方の反応であったりお言葉がけだったりを、Kenさん自身が気持ちよく受け止めてらっしゃることでした。私共も
再就職に関しては、周りの方と気持ちよくコミュニケーションできるような支援ができるように、といつも心がけています。

十枝内:あと、Tomopiiaで対話を行っていても感じることなんですが、罹患者の方々自身が必要としている情報にたどり着けていない状況なのだと思いました。情報へのアクセスや社会資源の不足などは課題だと感じているのですが、廣田さんの目線から見て感じるところはありますか?

廣田:制度や支援などでまだ不足を感じることはあったり、自治体によってあるサービス、無いサービスがあったりするのですが、やはり私が一番感じるのは困っていらっしゃる方がサービスや相談の場所などがあることの存在自体も知らないこと、どう施設やサービスを利用したらいいのかわからないこと、などが課題だと感じています。

先ほどもお話しした通りですが、国や企業もさまざまな取り組みをしていますので、まずはそういった情報や支援にたどり着いてほしいと思っています。
お越しいただければ、その方が使える制度や支援をご案内できるのにと、つい考えてしまいますね。

十枝内:たくさんのご意見やご質問を頂きましたのでご紹介いたします。
「周囲にウィッグのことを伝えていなかったので、職場でうわさになってしまい辛かった。最初に伝えておくことの重要性を感じました」
最初にフルオープンにするのも難しいですよね。職場でのウィッグの相談など、こうした専門的な相談は多いですよね?

廣田:キャリアコンサルでは、専門的な相談には専門の方に繋いでいくことは大切と学びます。相談しながらご紹介していくことはよくあります。でも、十枝内さんがおっしゃるように、言うだけでご本人が傷ついてしまう、説明するだけで悲しくて辛い、という人もいらっしゃいます。じっくり一緒に無理のないペースで自己開示できるように支援するということもよくあります。

十枝内:Kenさんに質問です。「職場の理解を得るために最初の報告はどちらにしていましたか?」

Ken:月に1回職場に顔を出して社長や上司に会っていました。仕事ができるようなったら戻っておいで、と話を頂いていました。その言葉に助けられました。

廣田:それは嬉しいですね。

このクロストークはここまでになりますが、最後に廣田さんが理事を務める「がんと働く応援団」と、私たち「Tomopiia(トモピィア)」の紹介をして今回のイベントを締めくくりたいと思います。

「がんと働く応援団」の相談方法をご紹介

がんになっても誰もが自分らしく働ける社会を目指し、さまざまな活動をするのが「がんと働く応援団」です。
本人が正しく選択できる、正しく支援する専門家がいる。そういった仕組みが企業や職場で整うよう取り組んでおります。

現役世代のための青のがん防災マニュアル、そして経営者のための緑のがん防災マニュアルをお届けしています。ホームページでは青のがん防災マニュアルのPDFを無料でダウンロードいただけます。

企業や自治体のオリジナル版の作成、がん防災についてのセミナーなどを開催していますので、ぜひまずはホームページをご確認ください。

■がんと働く応援団  公式HP
https://www.gh-ouendan.com/

「Tomopiia」のサービス内容をご紹介

Tomopiiaでは、がん患者さんと看護師さんが「LINEを活用してテキスト対話ができるサービス」を提供しています。イメージは文通です。眠れない時や復帰後に疲れた会社の帰り道、定期検査の結果を聞く不安がある時など、色々な場面で使われています。

サービスの流れは下記の通りです。

  1. まずはLINEの公式チャンネルにお友だち登録をお願いします。 https://www.tomopiia.com/(ホームページ内にリンクがあります)

  2. LINE登録後、案内に従ってお申し込みを済ませてください。

  3. LINE公式チャンネルは対話までの「待合室」になっています。担当看護師が決まり、対話を開始する際にはご案内をいたします。

病気の話だけではなく、皆さんが思い思いのお話をされています。(嬉しかったことや、ちょっとしたことも話題になっています)参加頂いた方々からは、文章として書き出すことで気持ちが整理できた、といったお話も伺っています。伝える内容はまとまっていなくても大丈夫です。担当の看護師さんに少しずつ自分の気持ちを書き出してみましょう。ちょっとした一歩で始めた看護師さんとの対話を通じてホッとしてもらえる、そんな場所になればと願っています。

■Tomopiia 公式HP
https://www.tomopiia.com/


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