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2022年、4月の記録。 「劇場版 1979 はじまりの物語」を観た感動とステキブンゲイ。

【 四月二日 】

「劇場版 1979 はじまりの物語 はんだ山車まつり誕生秘話」

舞台挨拶もあるとのことで。池袋シネマロサの、初日公開を鑑賞。

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以下、感想 ↓

池袋シネマロサ「1979はじまりの物語」
観てきました。

良い意味で最初はついていけない。よくわからない。
それなのに、気づけば自身の魂に火が灯り熱くなり
必死に応援していました。
重い思いの想いよ届け、届け、どうか届け!と.....。

過去があるからこそ
現在も未来も始まり続ける物語でした。

どうにか生き延びることができて
観に行く約束を果たせました。

映画としての物語と
現実での人物の語り

実際の方の語りのカットの入りがナチュナルで
作道監督が上手すぎて唸らされました。
過去と現在が映像で再会していました。

おじさん青春物語は色褪せず
確かにいまもそこにありました。

「1979はじまりの物語」のなかに、こんなセリフがある。

「いまの自分を大事にして」

わたしの靴はまだ汚れてない。
もっと歩を進めなければ......。

ありがとうございます。

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作道雄監督の存在を知ったのは
小説投稿サイト「ステキブンゲイ」からでした。

ずっと活用していたサイトを辞めて、別へ移動したいと探していたときに
「小説を書くためだけの場所」であることが気に入り、登録しました。
まだ開設したばかりで、今後の変貌が楽しみでもあったのです。

そして、このサイトは、ようつべ配信が豊富でした。
おかげで短歌を再開するようになったり、作道監督の為になる書き方講座も
拝見できたり。 リレー小説企画にも参加したりしていました。

とても平穏でした。
昨年の夏から必死に執筆して挑戦した「第二回ステキブンゲイ大賞」は
一次選考に二作品、残りました。
もちろん「一次選考通過止まり」でしかありません。単なる落選です。
それでも、わたし自身の目標は「せめて一次だけは通りたい!」
だったので、目標が叶ったとも言えます。

ですから、作道監督の映画に勇気とか根気とか努力とか、そういう熱意を
与えられて感謝していました。
ステキブンゲイで次も頑張ろう!そう思えました。

思えたのに。
この気持ちは......たったの一日で、終わってしまいました。


【 四月三日 】

ステキブンゲイのトピック( コメント欄 ) に、こんな書き込みが出ました。

『連載中なのに第二回ステキブンゲイ大賞で選考通過してました』

ご本人のコメントでした。
その後、連載は完結したので証拠はもうどこにも残っていません。
これについて、わたしが反論コメントをしたので軽く騒ぎにも
なりましたが、もう誰のコメントも残っていません。

だからこそ、わたしはここに書き込むことで事実を残します。
無かったことになんて、してはいけないことだからです。

もちろんスクショも撮っていますし、運営にも問い合わせました。

大賞の応募規約には「完結済みであること」が前提なのに
連載中の作品が選考通過しているのは明らかにおかしいからです。

選ばれた方には何も罪はありません。連載中だっただけです。
しかし周囲は「特別扱い?」「連載中だったのを見落とした?」
そうした疑問と懸念は出てきます。※気にしない人もいます。

ここで運営側が、問い合わせに対して納得のいく返答を
くださっていれば、それで解決したことなのですが......。

「なに言ってんの?」と、呆れるような返信内容がきました。
「完結済み」が、規約内の条件であることに対してではなく、
他の面への説明ばかりで、なぜ連載中が選ばれたのか?
そこの説明が明確ではなかったからです。

わたしは、どうしても嫌でした。納得したくなかった。
サイト全体に失望しました。
ずさんな規約を平然とやるのだと知り、ショックを受けました。

だから。
四月いっぱいでステキブンゲイを退会しました。

※ちゃんと述べておきますが、作道雄監督は運営者ではないです。
サイト内の企画の立ち上げ参加者です。
ステキブンゲイ大賞の選考には関わっていません。
そこは誤解なきよう、おねがいいたします。


【 四月と五月の苦悩と闇と病み 】

小説を書く場所と目標が、わたしを「どうにか生きていく」という
理由として、地上へとつなげていたので。
そこからの精神崩壊は......すさまじかったです。心の震災でした。

「頑張るぞ」と、心に誓った翌日に、サイトの不正を知ったのですから。

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以下、精神崩壊しまくりのツイート ↓


「よくやったことの報酬は 
 それをやったってことだけさ...」
と、アンジーがそれでも選別にもらったウィスキーを
置いていった。

聞こえるかい?クークー
カッコウの鳴き声が聞こえるよ。

とある漫画の作中のセリフ ↑ 
不正に抗議しても何も変えられなかった......自分への表現です。


辛い四月だった。

規約違反者をコンテストで選考通過させたことに
失望して
ステキブンゲイを退会して以来.....。
目標に向かって小説を書く体質だから
抜け殻になってる。
毎日、余暇になにをすればいいのかわからない

ライヴや映画や舞台や短歌、
楽しい時間では笑ってるのに

自宅で独りになると心に闇しかない。

毎日、毎日、夜が長い.......。

書くために食べ過ぎてたくらいなのに
いまは食べる気力もない。

このところ、たくさん夢をみる。
一日のなかで楽しみなのは寝るとき
夢のなかの世界が日々で最も好き。
現実に戻りたくない。
ずっと夢の中にいれればいいのに。

ときに、ショート小説に寄せられたコメントの指摘に、傷ついて混乱して
パニックを起こしてしまいました。
週イチでnoteに書いてた、ショーショート小説を
全て消しました。

これからどうしていいのかわからない。

余暇がとても長い。精神が病んでいく。

腐ったような夜がくる。
ネットで必死に映画やアニメをさがす

ライヴに行く。

でも創作に夢中になってた日々は戻らない。
書く場所がない。
崩壊してしまった。

もう精神がもたない。


「正しい行動ってのは価値があるぶん
 自分がしんどいってもんだ」

アニメ「BEASTARS ビースターズ」の作中のセリフ。
だとしたら、小説サイトの不正を許さなかった
自分の行動も正しいんだろうな。
だって、いまもしんどい。
でも後悔してない。


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こんな状態において、わたしを救ってくれたのは......。

とあるショート小説コンテストの審査員の女性の言葉でした。


『ただ、本当に残念だったのが募集条件を守れていなかった作品が
 あったことでした。例で言うと、600字以下の小説、
 800字を超過した小説がありました。これは、いくら作品が良くても
 通過させることができません。なぜなら募集内容の枠外の作品を通すと、
 コンテストの公平性が失われてしまうからです。』


商業というものは、綺麗事では済まない世界なのは......わかってる。
だけど、こうした誠実な心持ちのある方もおられるのです。

希望がようやくみえました。
苦しんで苦しんだ二ヶ月間でした。