見出し画像

『エビオス錠 ドバドバ』



『エビオス錠 ドバドバ』

ジョイマンが言いそうで、言わない言葉。
そもそも、韻を踏んでいないので。





数年前、各種論文にて飼育昆虫への栄養添加飼料として使われているサプリメント『エビオス錠』の事を調べようとした際、サジェストに

『エビオス錠 ドバドバ』

が表示された。

「ドバドバ?何それ」と思い調べてみると、エビオス錠と亜鉛の摂取によって射精量が格段に増やせるとする情報がいくつもヒットした。

その時の自分は「は…破廉恥ハレンチな!」と狼狽える、ウブでお堅いキャラクターのような反応をしたと思う。


エビオス錠はビール製造の際に生まれる副産物の酵母から作られた錠剤であり、本来の用途は整腸剤だ。


皆が精液をドバドバにするためにこれを購入していると考えると気味が悪く感じるが、これは自分が20代かつ自慰行為による性欲解消を一切行わない人間であり、そういった方面にコンプレックスを感じていない故の無知や他人事に由来するのだろう。
皆、精液がシャバシャバよりかはドバドバでありたいと願う気持ち自体は分からなくもない。
『シャバシャバの精液』及び『チョロチョロの精液』は恐らく、加齢に伴って変わる自らの容姿よりも遥かに概念的に可視化された『枯れ行く己』『死を待つだけの己』に他ならないからだろう。


BLEACH29巻のポエム?

自らの血を分ける可能性を持っていた数億の細胞群はその性質上、加齢による容姿の変移とは比べ物にならないほどの『死』を内包している。
それが自慰行為によるものであるならば、不可避の苦痛を伴う月経とは異なり、快楽を求め無駄撃ちをした事実が、吐き出された精をさらに後ろめたいものとする。(霊長類のオスがこの無駄撃ちを前提とした身体構造となっている点は否めない。)


また、『老い』は『死を予感させる』のみに留まるが、『吐き出された精』は『死』が確定している。
チョロチョロであろうと、なかろうと。




エビオス錠は餌として使用するには多すぎるアホみたいな量で販売されている。1200錠とかの製品もある。
となれば、自然と己が摂取して処理する事となる。
しかし、それを日常的に続けていると、今度は普通にエビオス錠の在庫が無くなって餌として使えなくなるので、またアホみたいな量のエビオス錠を購入する事になる。
これを何年も続けている。

食後、エビオスのビンが視界に入ったらコストコの『デイリーマルチ ビタミン&ミネラル』の錠剤と共に飲むという方式で摂取しているが、この錠剤もアホみたいな量(500粒)だし、その上バカみたいな大きさをしている。2センチくらいある。ナミハンミョウの成虫くらいある。
慣れれば難なく飲めるが、海外産の錠剤はわりとこういう傾向にあるので注意。

各錠剤とペットボトルキャップ

マルチミネラルであるこの錠剤にも亜鉛が必須量以上に含まれているため、自分でも知らぬ間に冒頭で述べたドバドバコンボ(仮面ライダーオーズ)が発生していたようだ。


男性機能に関する効果の程はと言うと、現状では相手に求められるまま連日10時間以上休まずに性交を行っても、当日及び翌日に全く影響がない程には機能しているが、ドバドバコンボ(仮面ライダーオーズ)を適用する以前と比較しても大した差を感じていない。
精力増強というよりは、その時点で持っているポテンシャルの範囲内でしか回復しないような気もしている。(増強というより回復が本来の役割にも思える)

調べてみると、エロ漫画家であるあおいまなぶ氏も同様の意見を述べていた。


ま…まあ
あんたほどの実力者が
そういうのなら………



ちなみに、餌生物であるコクヌストモドキは精白小麦では効率良く育たない傾向が記録されているが、エビオス錠を添加する事で繁殖効率が上がるデータが存在する。
小麦蛋白を含む、フスマの栄養が重要なのだろう。

また、現在エビオス錠を飼料としていくつかの餌生物の繁殖を行っているが、それが一段落したら改めて記事にしたいと思う。




※亜鉛の過剰摂取は銅欠乏症に繋がる恐れがあるのでお控えください。

亜鉛の過剰摂取の影響

 亜鉛の過剰摂取および長期的な摂取は健康に悪い影響があります。亜鉛サプリメントの不適切な利用や、日常的に高濃度の亜鉛を摂取により、銅の吸収阻害による銅欠乏症(銅欠乏症の症状は、貧血、骨異常、毛髪異常、白血球減少、好中球減少、心血管系や神経系の異常、成長障害などがある)のおそれがあります。

亜鉛の働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?