記事『頑張って貧しくなる日本 海外の現場から見える衝撃』について

『国外の人々の暮らしぶりと照らし合わせながら観察してきた』『筆者の目に明らかなのは、日本人はどの国民よりも仕事が好きで、精密度が高く、質の高いサービスやモノを作り出している。その日本人が理論上、経済的に苦しむことがあってはならないはずだ。』・・・そのカラクリを暴くことこそ肝要なのだが、記事はどうも状況説明にしかなっていないようである。

『質の高いサービスやモノ』が〝今ここに在る〟のに、その本来の対価に見合うだけのカネの絶対量が〝今ここ(=国内市場)に無い〟…その不合理さに皆が気づくべきだろう。その手っ取り早い是正措置とは??…何のことはない。国がカネ刷って国民皆に配りゃいいんだよ(=ベーシックインカムってこと!)。

フェイスブックにて、とある方のコメント

『ヨーロッパ最貧と言われるウクライナの皆さんも、映像視る限り豊かな暮らしをしているように見える。』

に対しての返信コメント

『思えば、〝ジャパン・アズ・ナンバーワン〟なんてもてはやされてた頃も、世界の中で〝相対的に金持ち〟だっただけで、国内市場におけるモノ・サービスの享受という点では(なけなしの時間で遊び回ってはいたものの)欧米に比べて何ら〝いい暮らし〟してたとは言えませんでしたよね。…すべてはその国におけるカネ(=財そのものではなく、財であるモノ・サービスの交換手段)と市場の関係性次第ということではないでしょうか。』

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