見出し画像

院長の小言 vol.8

隠れ鍼灸師の見つけ方を教えます。
隠れミッキーみたいな言い方ですが(笑)

居酒屋行って一口目のビールを飲んだ後に「あ〜五臓六腑に染みわたる〜🍺」と言った人。それは鍼灸師です。

鍼灸師はだいたい言いたがります。(笑)

さて、そもそも「五臓六腑」とは何を指しているのか知っていますでしょうか?

東洋医学において「五臓六腑」とは内臓全体を言い表す言葉で、体全体で深く感じる事を表現しています。


五臓六腑

五臓(肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓)
・袋状になっていて、気血水や栄養素など、体に必要なものを生み出し貯蔵する役割があります。

六腑(胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦)
・五臓が生み出す役割に対して、六腑は食べ物を消化吸収する役割があります。

また五臓六腑はお互い表裏関係として強く協力関係を保っています。

例えば、肝臓を助けるのに胆のうが存在し、テストや試験の時に不安な状態(心臓)の時お腹が痛くなる(小腸)、腎臓でおしっこを濾して膀胱に貯めて排泄するなどお互いが助け合っている関係が「五臓六腑」となるわけです。



五臓六腑相関図

なので逆も然り。

「五臓と六腑」はお互い助け合っているため、「五臓」が悪くなると「六腑」にも影響を与えてしまいます。

「五臓六腑」の考え方が理解できると自分の体質や症状などを理解できるようになり、それを私に伝えてもらうと、とても治療のヒントにもなります。

ただ一つだけ忠告ですが、
「先生〜!五臓六腑を満たしてきましたよ〜🍺」って
酔っ払った状態では来ないでくださいね。(笑)
よろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?