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父親からの褒め言葉

 今から10年前の出来事が文章を書くことを好きになるきっかけになるとは思わなかった。クリスマスプレゼントに父親から貰った5行日記。今振り返ると小学生以来の現物のクリスマスプレゼントでした。

親の意図は、就活のエントリーシートを書く上で文章力を付けろと。正直、あまり嬉しくなかった。むしろ悔しかった。自分の文章力が無いと言われているのと同じだったような気がしたからだ。

悔しかったけれど、自分の文章力が無いことは自覚していた。だから、毎晩書くことに決めた。自分の考えや思いを書くことで、1日が整理され、何気ない1日が充実した感覚があった。

そこから、4年間毎晩自分の考えや思いを書くようになった。自分の考えを習慣で書いていると、ますます自分の文章が好きになった。

そして、入社4年目の誕生日。その年からブログを書き始めていた。弟から誕生日メッセージが来た嬉しさをブログに書いて、フェイスブックに共有したら、新聞社に勤めていた小学生のときの友達から連絡があった。

「弟との関係を記事にしたい」

このことは最終的にはプライバシーの兼ね合いもあり、記事にはならなかった。

これが当時の記事。

ただ最初に記事の話を貰った時にブログを共有して父親から貰った言葉は今後一生忘れない。

「文章上手になったね」

それ以来文章を書くことがより好きになった。


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