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#110【東京五輪】東京2020オリンピックまでのこり2日:水泳・飛び込み

翼ジャパンという愛称で呼ばれている水泳の【飛び込み】競技をご紹介します。

■競技の概要

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世界最速の競技

台を踏み切ってから着水するまで約1.5秒で演技する競技であり、体感速度は時速50kmの世界と言われています。

そのため『世界最速の競技』といわれている飛び込み。
オリンピックの公式種目では、板飛び込み高飛び込みの2種類があります。

縁あって飛込競技をやっていたことがあります。
平面上での3m~10mというのはとても短く感じますが、同じ高さから見下ろすととても足が震えます。全然違う長さなんじゃないかと思えるほどです(笑)

板飛び込み
3mの高さで体操競技のように跳ねる板を使用して高く飛び上がる種目です
その高さはマンションの2、3階くらいに達します。

空中で2、3回転し、さらにひねりを加えていくなど動きがダイナミックな種目です。

高飛び込み
10mの高さからプールに飛び込みます。その高さから飛び込む姿をみるだけでダイナミック!回転時にはとても繊細な力加減も求められます。
その高さはマンションの4、5階ほど。

そこから飛び込むという前提で飛び込み台の先端に立ったときの体感はもっと高く感じます。

どちらの種目にも共通していることがあります。
空中ではダイナミックかつすごい回転技を披露するのですが、着水の瞬間はめちゃくちゃ静かに入水します。
ノースプラッシュ(水しぶきが出ない)」状態であるほどレベルが高いので、細かい技や知識がなくてもその着水の瞬間がどれくらい静寂かで判断することができます。

■注目の日本人選手

寺内 健 選手

2020東京オリンピックの日本代表選手第1号選手に内定。
夏季オリンピックの出場回数は日本代表選手で最多の6回を記録しているレジェンド選手(4年に1度のオリンピックに6回出場しているということは、少なくとも24年以上、現役選手として日本代表を牽引してきた選手でもあります)

2009年に一度は現役を引退し、会社勤めをしていましたが、2011年に現役選手として復帰しました。

毎年、新しい選手が登場するスポーツ界。
そこで現役選手として活躍し続けるのは並大抵の努力や自己管理では無理だと思います。だからこそ、寺内選手は同じアスリートからも伝説的な選手として尊敬されているのではないでしょうか。

玉井 陸斗 選手

寺内選手とは対称的となる14歳の日本飛び込み競技の超新星
東京オリンピックでは男子最年少の選手です。

初めて出場した日本室内選手権でいきなり史上最年少優勝した玉井選手。
彼の尊敬している選手は寺内選手とのことなので、自分が尊敬している選手とともに日の丸を背負って出場となります。

実力も世界に通用すること間違いない選手であり、メダル獲得も期待されている選手。

ルーキーとベテランが活躍する飛び込み競技。
試合も応援したいと思います。

■さらに知るためにオススメのマンガ・映画

DIVE!!

森絵都さんが描いた飛び込み競技を題材とした青春小説です。
2008年には林遣都さん、池松壮亮さん、溝端淳平さんが起用され実写化されています。

スポーツ×青春という作品はよくあります。
『飛び込み』という競技を取り扱った物語はこの作品に出会うまで知りませんでした(笑)

ふだん目にしないスポーツでしたが、実写映画という事もあり、技の描写や選手の内面の葛藤がわかりやすい!

とても新鮮だった青春小説の描写を想像することがめちゃくちゃおもしろかった作品だったと記憶してます。


あだち充先生原作の
ラフ(ROUGH)』も飛び込みを題材にしています。
こちらは、長澤まさみさんと速水もこもちさん主演で実写化していました。


≪個人的に注目している競技7選≫
■サーフィン(初)

■空手(初)

■スポーツクライミング(初)

■スケートボード(初)

■トランポリン

■バスケットボール

※(初):2020東京オリンピックでの初採用競技

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