見出し画像

好きなこと、やりたいことはどうやったら得られるのか?

晴天が続いているGWですが、明日で終わりですね。
このGWは久しぶりに好きなことを思い切り楽しんだ1週間になりました。

しんどいことは時間が経つのが遅いのに、楽しいことはあっという間…
明後日からはまた頑張って仕事モードに戻さなければなりませんが、明日まで目一杯お休みを満喫しましょうね!

今日はそんなGW中の出来事について書きたいと思います。


高校時代の友達とランチ

GW中に東京から帰省した友人とランチにでかけました。
東京に遊びに行った時や彼女が帰省するタイミングで定期的に会っているので、今回も近況報告がメイントピックでした。

高校時代から知っているので、気兼ねなく何でも話せる友人。
今回もいつものように話題が尽きず、会話を楽しんでいました。

最近の出来事として、私が4月からNHKラジオを始め、英語学習の楽しさを実感していることを伝えると、彼女からこんな言葉が返ってきました。

いろんなことに興味を持ってやってみるが、これといってはまるものがない。やりたいことがあるということが羨ましい。」と。

この言葉に少し驚きました。
なぜなら、私には彼女も旅行やスポーツなど仕事以外で好きなことを楽しんでいるように見えたからです。

でもよくよく聞くと、中々打ち込めないとのこと。
趣味や没頭できるものを持ちたいのに持てない、と悩んでいました。

それぞれの目に映る生き方

彼女と私は高校時代から人の聞き役に回るタイプで、性格的には似ている部分があります。
今回も共感できる場面が多く、何度も「それ分かる!」と言っていました。

しかしいつの頃からか、会うたびに「(私が)好きなことをやっていて楽しそう。キラキラして見える。」と言われるようになりました。

彼女は就職してから一つの会社で長年勤務しています。
経済的安定はありますが、仕事は忙しく大変で、かと言って辞めて何か別のことをしたいという気持ちやエネルギーはないと言います。

一方私は、ワーキングホリデーや転職を繰り返し、彼女ほど経済的な安定はないものの、自分のやりたいことに身を任せて生活している。

どちらの生活が良くて正しいのか、ということを言いたいわけではありません。
お互いに、お互いの良い部分しか見えていないため隣の芝生は青く見えるというお話なのですが、他人の目に映る自分の人生とは、自分自身の実感とは異なった形で映るものなのだということに気づかされました。

私自身は20歳代の頃に好きなことをたくさんしてきました。
20歳代が20年あったらいいのに”というのが、学生の頃の口癖でした。

なぜなら、女性は妊娠・出産を考えるとやはり20歳代の方がリスクが少なく、体力的にも余裕があります。
その一方で、20歳代と言うのは社会人としての経験や知識の基礎を積むにも最適な時期です。

つまり、女性の20歳代は大切な時期で大忙しなわけです。
欲張りな私は、出産・育児・仕事・好きなことのすべてを20歳代でやりたいと思っていたため、20年間が必要であると考えていました。

今でこそ子育てと仕事の両立が少しずつ整備されてきて、男性の育休取得も浸透し始めましたが、まだまだ実態が伴っていない企業も多くあります。
その結果、子育てとの両立が難しく仕事を離れなければならない方も少なくありません。

私自身は資格職なので、一旦仕事を離れても再就職する選択肢は一般の方に比べると多いです。
そのため、20歳代でも好きなことに飛び込めたという事実があります。
しかし、一般職であれば当時は今ほど転職市場でも売り手市場でもなかったため、退職後に再就職というのはかなり難易度が高くなります。

そう考えると、20歳代で色々やりたいことをやっていた私は、かなり自由気ままに見えたのかもしれません。
実際、ワーキングホリデーで得た体験が今の私の働き方や生き方に影響を及ぼしていることは間違いないので、私自身が当時を後悔することはありませんが、他人から見ると「普通」とはかけ離れた生活であったことは否めないでしょう。

20歳代で好きなことをやり切ってしまった私

ここで、「20歳代で好きなことをやり切った」と書きましたが、私がおこなったことを簡単に書くと下記の通りです。

看護師経験を積む
・大学卒業後、看護師として病院に就職
・入院病棟での一般的な看護師経験を積む
・リーダーとしての役割発揮や後輩指導に携わる

ワーキングホリデーでニュージーランドに渡航
・語学学校で3か月間英語を学ぶ(厳密には、出発前から英語学習を開始)
・ホームステイでNZ生活を体感
・多国籍の留学生とハウスシェア
・現地の日本料理店でアルバイト
・NZ人の社長の下、旅行会社でアルバイト
・NZ一周旅行
・海外一人旅(Cook Islands、Vanuatu、Australia)

ワーキングホリデーでドイツへ渡航
・語学学校で初心者レベルからドイツ語を学ぶ
・ホームステイとルームシェアでドイツ人との生活を体感
・現地の日本食レストランでアルバイト
・ヨーロッパ旅行(Spain、France、Germany、Holland、Belgium)
・ドイツのクリスマスマーケットを堪能

ニュージーランドへ再渡航
・国際看護師免許を目指して再度英語を勉強
 (ワーホリ時代より本格的に勉強)
・IELTSに挑戦  (※IELTSとは、TOEICのような英語のテストです)

学生時代から決めていたのは上記の中では①のみで、当時は3年間働いて基礎を積んだら世界一周旅行に行くと考えていました。

しかし、3年間で基礎を積んだとは思えず、しばらく看護師勤務を延長。
そのため私のプランは早々に頓挫…💦
また、世界一周するためには英語が喋れた方が楽しめると思い、世界一周旅行ではなくワーキングホリデーにシフト変更しました。

このきっかけは、大学時代の友人が3年間働いた後に、オーストラリアにワーキングホリデーで渡航したことです。
身近な友人の成功体験が、私の意欲を掻き立て、働きながら渡航の準備を進めることになりました。

そして、上記②~④はその時々の流れの中で決まっていき、結果、帰国した時期も含めると約4年間の海外生活を送ることになりました。
上記④の目標である看護師免許取得には到達しませんでしたが、これらの経験で得たものはとてつもなく大きく、今の私につながっています。

好きなこと、やりたいことはどうやって見つかるのか?

ここから先は

962字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?